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(160) ある反専業主婦への偏見。 2002-06-29

彼女(私の妻)が遠くに行ってからちょうど3年となった。
その間私は曲りなりにも彼女がしてきた家事仕事を継承してきたわけだが、この家事とは大変な労力である事を知った。
そして彼女の完璧なまでもの仕事ぶりに改めて驚いたのである。

全ての整理整頓は当然の事、家族がより快適に過ごせる空間造りとその創意工夫は
たとえ、私が仕事をやめて専業主夫になったとしても足元にも及ばないであろう細かな配慮である。
彼女だけでなく世の中の主婦というのは皆、大変な仕事なのだ。

ところで妻が職業を持つのは悪い事ではない。職場にて、あるいは世間からその技術や知識を要望されている場合は
本人の金銭的理由を別にしても社会的貢献度は大きいだろう。
しかし私個人的な考えとしては細やかな神経の行届いた家事をも両立させるという事は
物理的に相当困難と思わざるを得ない。

プロ野球最高の捕手と言われ、超高額の年俸選手の奥さんが深夜のTV番組によく顔を出している。
一流スポーツ選手なら家庭の万全な保持は必須条件であろうにと私の勝手な想像が進行する。
私にとって彼女を見ると非常に不愉快になるのは
美人ではないという理由ではないのだ。




(159) シートtypeF 2002-06-24

エレガント?に変身したAWD号の画像は雨模様でなかなかチャンスが来ない。
ところでマツダの新発売のアテンザが良い様だ。同じマツダオーナーだから余計気になるのだろうか。
テレビの新車情報にてこの試乗レポートを見た。
常にシートの苦情を担当設計者に訴える司会者でもあるレポーターはこのアテンザのシートを絶賛していた。

AWD号のシートを交換し最適なドラポジ追究のためロールバーまで外した”にわかシート研究家”の私は
幕張メッセのオートサロンでアテンザにtypeFが装着されていたのを思い出し、
それほど良いなら逆にアテンザのシートがRSに装着可能なのではないか?
などと想いをめぐらす。う〜む。コレは実車に一度乗ってみなくてはなりませんな。




(158) ロールバーを外してみる。 2002-06-22

スポーツシートの意外な快適性をより生かすため、
あと1cmほしかったシートスライド量を得るため迷いに迷ったがロールバー外しを敢行。
剛性的には変わりに純正のブレースバーの復活装着で予想通り変化はない。

大幅なスライドスペースが再生し、リクライニング角度と共に完璧なドラポジが可能になった。
「でっかいスリッパ状態」ではあるがスパルタンな雰囲気が消えてエレガントなムードさえ感じる。
私の体型(ハッキリ言うと足の長さ)ではこれで充分なのだが
NB流用品のエアロボードもブラケットの調節穴を追加加工して2cmほど後へ後退装着した。
ロールバーがないので作業はいとも簡単。これで小休止時でも若干シートを倒せるというものだ。
”シンプル イズ ベスト”かな。




(157) F1。 2002-06-21

F1がある日曜日は私のスケジュールは特別となる。
放送時間に合わせてテキパキと驚くべき速度で仕事をこなし、
風呂に入った後、ビールを飲みながらテレビの正面に陣取り食い入る様に見入る姿は
隣に座る家人も私に声をかけない配慮をするほどである。

放送後は同時録画しておいたビデオを再度見ながら寝るのである。
フジテレビが放送を開始してからリアル放送を一度も見逃した事はない。

しかし今年の第1戦はテレビ放送もビデオも見ていない。
その当日、私は夜の放送を楽しみにいつもの驚異的ハイペースで仕事をこなし、
早めの風呂を浴びた後、確認のため広げた新聞のテレビ欄にF1の文字が見当たらず、
不思議に思いつつも視線を上段に移すと午後4時の欄にある。

なぜか反射的に目が壁の時計に行った。当然、全国的に夜の11時であった.................。

その日以来、なぜかF1への楽しみは急激に冷めたのである。
放送は見るが録画はしなくなった。
毎週同様の結果パターンがスリルを感じないのか、
話かけて欲しくはないが隣に誰かいて欲しいのか。

マンセルとピケの死闘、プロストの冷静なるドライビング、セナの台頭。
おなじみのセリフではあるが、あの頃は良かった。全てが。




(156)最適ドラポジの追求。 2002-06-20

赤シートtypeFを装着して数日経過したせいか体の方がシートに馴染んできた様だ。
バケットシートほどタイトではないこのシートは、やや太めの私の側腹部に
まさにドンピシャサイズであり、きついカーブでのホールドは快感である。

ところで私は足は極めて短いのだが、なぜか腕が若干長い奇妙な体型である。
従ってドラポジはシートをやや倒し気味が最適となるが
ロールバー装着後からはシート角度は多少、起こさざるを得ないが特別不便は感じずに乗ってきた。
しかしこれだけグッドなシートでのドライビングは最良のドラポジへの欲求が高まるものだ。

そんな訳でロールバーの取り外しを迷い始めたのだ。
剛性そのものは影響が少ないだろうが見た目の変化はかなりあるだろう。
そもそもロールバーの装着は誰かが言っていたこのセリフが気になって取付けたものだ。
「オープンのロードスターってデッカいスリッパに見える」。




(155) Where am I ? 2002-06-16

他車のS/C下流式サウンドはめったに聞けない。
ハイパーREVの撮影中に何やら遠くの方からなじみのある音をまき散らしながら近付いてきたのはノプロNB2号ではないか。
下流式サウンドはAWD号固有のサウンドと思いがちだったので不思議な親近感さえ覚えたものだ。

ところでこの撮影場所はグッドなロケーションである。
ベイ・ブリッジの斜め下に位置し快晴なら青い東京湾を行き交う大型船も一望できる。
横浜に住んでいながら一度も来たことがなかった私は大いに驚いたのである。





(154)ワールド・カップ。 2002-06-15

日本チームの快進撃で大いに盛り上がっているのは喜ばしい事である。
私自身もプログラミングされたナショナリズムのDNAは見事に騒いでいるが
史上初めての2カ国での開催決定の一因に西洋人から見ると東洋人はみな同じに見えるのではなかろうか。
私らは東南アジア系、韓国系、日本系などとすぐに判別可能であるが逆に外人の顔はみな同じに見える。

彼ら自身はスパニッシュ系、アイルランド系、ドイツ系などと一目で区別するらしい。
しかし今回の当事国である日本と韓国では応援感情表現等の差は明らかに異質のものを感じる。
顔は似ているかも知れないが蒙古斑点の有無など、やはり異なるルーツなのだなと思わずにはいられない。

私は試合中のファールをされた時の倒れ方のアピールを興味深く観察するのが好きだ。
おおげさなジェスチャーは数年前に活躍した女子マラソンのM選手が
ゴール直後に疲労こんぱいで倒れるあの演じ方を思い起こさせる。




(153)懲りない私。 2002-06-14

確かに私は相当に飽きっぽい性格なのだな。
スッキリしたすっぴんAWD号ではあるが何か間の抜けた感が気になり、
あれ程苦労して剥がし作業を敢行したにもかかわらず、またもや貼り付けたのであった。
つまりロードスターを何かしらイジッていれば楽しいのである。
理屈抜きで面白く楽しい時間を過ごせる対象なのだ。それでいいのだ。






(152)追憶の花たち。 2002-06-13

彼女(私の妻)は土をこねくり回し毎夕欠かさず水をまき、私の机から見える窓には最も自慢の花を置いた。
彼女が遠くに行ってからこの数年、花は咲いた事はなく画像整理中に出てきたこれらの美しさに私は息を飲んだのだった。

原産国や花の名前を小さな札に書き込み、私に説明していたのを思い出した。
あいまいな返事をしていた自分が悔やまれる想いがしてくる。
今この素晴らしい風景を再現するのは不可能だが
彼女にこの作業をする心のゆとりを与えていただけでも私は満足である。




(151)すっぴんAWD号。 2002-06-12

先日のストライプ剥がしは途中で諦めてプロにお任せとなったが、
見ていても作業は気の遠くなるほどの根気が必要なのだった。
今回はボディに貼ってあったカッティング文字を全て剥がした。
頼んでも断られるだろうと思い意を決して自分で完了させた。

別のクルマの様に変貌したボディには青い空が、すがすがしく映り込む。
アキっぽい私の性格上、またすぐに別の文字を貼るのだろう。
この様な状況はめったにないと思い記念に画像にしたのだった。




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