言いたい放題/Contents
前のページへ ★その29★ 次のページへ




(290) 亜麻色の香り。 2003-03-31

当方にいらしたオーナーはAWDの実態を知る事になるのだが私の仕事場は広くない。別の言い方をすれば狭いのである。
週末など時たま数人の"野郎ども"で満杯になる感謝すべき状態になるのだが、
それはそれでRSの話題で盛り上がるのだ。

静かな月曜の午後。来訪したオーナーはNB2のイメージ・カラーであったクリスタル・ブルーの女性オーナーだった。
聞けば初めてのクルマ所有で、家族の若干あったであろう反対を押しきり、入手したとの事。しかもMTである。

素晴らしいのだ。当然チャーミングであったのは言うまでも無い。
私はいつも以上????に気合を入れて交換作業を敢行した。
ボディカラーにもマッチした"Version BlueStar"でオープン疾走する光景はきっと魅力的だろうな。
と想像しつつ、彼女の父上が私と同じ年齢である事を聞き、現実に戻る私だった。




(289) スター・ダスト。 2003-03-28

NB/Version ブルー・スターが完成した。我ながら、なかなかの美しさにNBが欲しくなってしまうぞ。
先日AWDに来られたツーリング名人のオーナと夜空の話題になったが、
ここら辺りで最高の星空を見られるのは長野県の美ヶ原高原が最高らしい。

私自身は中学生の頃に家族で行った事を覚えているのだが、もちろん夜は知らない。
都会の様に街の灯りとも無縁で夜空いっぱいに広がる星達はまるで手が届くようだとの事。
う〜ん、ぜひぜひ行ってみたいものだ。おりしも季節は絶好のツーリング・シーズン到来である。
一人で出かけるのには、やや寂しいがそれも良いだろう。必ず行こう。





(288) 凡人の日常。 2003-03-27

娘:「もしパパに好きな人が出来たりしても私は何の反対もしないからね。」
父:「ママの面影だけで心は満腹状態なんだから不要だ。それに相手にも選ぶ権利があるのだし 私如きのヘンジンに関心を持つ女性などはいない。」
娘:「何言ってるの。会社のオバサン達には"スッゴくカッコ良いお父さんネ"って評判なんだよ。」 (う〜む。それは大いにナットクするのだ)
父:「私はオバサンはイヤだ。それよりだれか私の愛人にでもなってくれる人の心当たりはないのか?」
娘:「愛人はだめだめ。悪いヤツだとお金だけ取られちゃう。」
父:「それはそうかもしれないな。しかし金は無いからな。そんな事より、お前は自分の事を真剣に 考えなければならないのじゃないか?」
娘:「テヘ。言われてしまった。」




(287) 凡人の証明。 2003-03-26

マイナーなwebの中の、なおマイナーな戯言ページではあるが世界情勢などを偉そうに書いてしまうと、
通常の日常的なアホな事を書き難くなってしまった。
「人間というのは例え世界の何処かで不幸な事があっても、それ以上に関心があるのは
自分の首の後にあるオデキなのだ。」との言葉を思い出す。

確かにイラクに細菌兵器があるのだろうか、などと気にはなるが
AWD号のサスをどう変更するか?の案件も大事なのだと考える私が恥かしい。
現在まで自分なりのアイデアでチマチマと工夫してきた結果にはそれなりの満足状況である。
出費に見合う結果になるのかどうかと"石橋を叩き過ぎて壊して渡れない人格"の私にとって
アクションを起こすまでに至らないのだ。

どうせなら話題のVAIOを買ってサブコンに挑戦の方が楽しいかもしれない、などと想いが巡る。
指が動く内に自分のギターCD制作にもチャレンジせねばならないし〜。




(286) 凡人の戯言。 2003-03-20

私ごとき凡人は戦争について語れないのだが、オノ・ヨーコが新聞の全面に
"イマジン"のコピーを掲載した意図の様には行かないのが現在の複雑化した世界の状況なのだろうか。

フルシチョフとケネディの緊張の時代からは想像をも不可能だった、今の勢力図の頂点に立つ
アメリカ合衆国の大統領とは一体、何だろうかと考えざるを得ない。

プレジデントとは人間ではなく存在である。と定義があるらしいがソレは無理な話で、
美人の研修生との不適切な関係やら、数代前の大統領は政敵の盗聴からの発端で大スキャンダルで失脚した例もある。
重要な案件を含め当然、彼一人の決断ではなく周囲のブレーンやスタッフの権力指向も大いにあるのだろう。

愚かと言われる、あの大戦から半世紀以上を経過しても、人間そのものは何の進化もしていないのだな。
そりゃそうだ、経験と反省を体験して数百年も人間は生きられない。

人間は誕生しても本来、脳にプログラミングされている人間本来が持つ嫉妬、報復、攻撃、などの本能を持っている。
まして10才ぐらいまでに脳細胞の爆発的ネットワークの発達は環境情報が思考基本に構築される。
周囲の環境である宗教や価値観が決定され、その後のマインド・チェンジは困難だろう。
彼ら(私達)は悲惨な体験を知らず強固なDNAに支配され同じ事を繰り返すのだろうか。

遠い中東の紛争ではあるが日本にとっても重要なNEWSであるのは間違いない。
北朝鮮の緊張も次のステージでは大いに気になるところだ。
それにしてもNHKの刻々と報じる現地からの報道に対して、深夜の民放のアホ過ぎるバラエティ番組との対比は
"川の流れに任せる"主義の私でさえも、物凄い違和感を感じてならない。




(285) 両極端の楽しみ方。 2003-03-16

AWDに来訪して頂くオーナーとは当然ながら話しが弾む。
今日、来られた"Version BlueSky"を自分で装着予定のオーナーは偶然にも私が先日、願望を込めて書いた温泉巡りが趣味であった。
最近は自走して九州の温泉まで出掛けたとの話に驚いた。

失礼ながら若者とは言い難い年齢と思うがそのアクションを起こす精神はまさしく若者を上回るものである。
メカ・チューンを追究しサーキットや峠などでタイム縮小を真剣にアタックするのもロードスターの楽しみ方だが、
一方、それらには殆ど関心が無く、あるいはその様なプロセスを経過した後、
ロードスターを走らせる事だけの真の楽しさをすでに達観しているのだろうか。

「ロードスターのハンドリングを知らないドライバーは気の毒とも言える。」というタイヤ会社の広告コピーを思い出した。
彼のロードスターはNA最終のリミテッドであり夕闇が迫る小雨の中に佇む濃紺のボディは
インチ・アップしただけのBBSのホイールがやけにシブく見えたものだ。




(284) ロードスターは最高なのだ。 2003-03-13

この数日はおとなしく走っていたのだが今日は久しぶりの高速に乗った。
いや〜たまりませんな。やっぱりロードスターは最高なのだ。
最近HT装着でそれなりに味を楽しんではいるものの、正直言ってオープンにしたくてたまらないのだな。
HTの良さを書くのは反作用もあるのに違いない。

気候もボチボチと、よろしくなってきた。一粒で二度楽しめるロードスター。
どこか遠くの温泉にでも出かけたいと本心から考える私です。
もし彼女(私の妻)がいたのなら毎週行ってやるっ。





(283) 雨でも乗ります。 2003-03-12

NAロードスターのボンネットはつるんつるんのノッペリ形状で熱気の逃げ道がない。
熱気排出のテーマはNBでも無対策なのは不思議である。
夏の季節などは少しの走行後でも相当の熱気が発生しているはずだ。

AWD号はライト部分の吸入と、この排出用のホールを装着しているのだが、
信号待ちの時などこの穴から物凄い陽炎がモクモクと排出されているのが確認出来るのを見ると
相当な効果があるのだろう。おまけにこの真下にはS/C本体が位置し、
下流式の炸裂サウンドが響き渡り私は大いに気に入っているのだ。マフラーのサウンドより当然デカい。

HT装着後、最近は雨の日でもAWD号での外出が多いが、降り具合によっては陽炎ではなく
水蒸気が煙の様にハデに出る事がある。タコアシに巻いてある濡れたバンデージが熱で蒸発する。

知らない人はダイナミックなオーバーヒートと思うだろう。コレが納まるまでスタート出来ないのだな。





(282) 本業に転身か。 2003-03-11

アメリカのミアータ・ネット。会員が数万人いるというロードスター組織のBBSである。
時たまAWDの文字を見つけるのだが、よ〜く考えるとコレは我ながら恐ろしい事である。

北米にはILデザインやMOSSなどのミアータ用の社外製品のメーターが幾つかある様だ。
昨日、あるオーナーがすでに装着していたそれを売っぱらって"注文済のAWD製品が到着するのを楽しみに待っている"
という意味の書きこみを発見して私は大いに慌てた。

日本国内への発送は極力、敏速に対応する事を心掛けているものの、海外発送は、やや緩慢であるのだ(自慢にならぬが)。
まだ数人の未発送の中の誰かに違いない。
最近は情けなくも若い時の様に徹夜もままならず、おかしな事をすると体調復帰に数日は要する。




(281) ミスター・ポリスマン。 2003-03-05

違反になりますのでこちらへ。彼は両手を広げAWD号を停車させ、そう言った。
事はこうである。私は路地から出て左折しようと右を確認した。
こちらにくるクルマが1台あるが充分余裕がある。

通常の広さの2車線道路向こう側からは、横断しようとする歩行者がいたがこれも余裕の距離を充分確認し、
さっさと動こうと左折を完了した直後に並木の陰に隠れていた?警官の出現である。

確かに歩行者は確認したがマージンはたっぷり過ぎるほどあったはずだ。
青い切符を早くも準備する警官は、歩行者優先うんぬんをタレている。
当然ながら建前からの尺度では私の圧倒的不利は承知であったが納得出来ない事を主張するも全く受け付けない。

私も譲る気はなく、しばし論戦状態になったが彼は若干興奮し、
私の言葉を遮るかのごとく説教調の口調になったところで、私は年甲斐も無く彼を怒鳴りつけたのであった。

しかし、私はすぐに冷静さに戻り、歩行者安全への優先度は当然理解しており、
今回の場合は瞬間的総合的な状況判断で充分安全を確認しつつの動きであり、違反には該当しない事を再主張した。
その時、そばで聞いていた上司らしき人物が彼に代わり登場。
安全運転を約束する事を条件に釈放?された。

やれやれ数十年続いているゴールド・ライセンスが汚れなくて済んだ。
彼の前では超優良ドライバーであるがのごときの力説と振る舞いだった私だが、
下流式サウンドを炸裂させつつAWD号でブッ飛んでいる、もう一人の私を彼らは想像だにし得なかっただろうな。
いずれにしても、「反省っ!」。



前のページへ ★その29★ 次のページへ