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(330) 抱きしめたい。 Host unknown:not found.(届かないメール) 2003-05-11

♪HELPの映画の中に出てきたあのブルーとホワイトの長〜いマフラー。
他の娘が僕に編んでプレゼントしてくれた。
後のシートに置いてあったのを見つけた時、君は何も言わなかった。
君は編物ができない。

数日後、君からのプレゼントを開けたら毛糸のクッションが出てきた。
決してきれいな仕上りではなかった。君は何も言わなかった。
僕も何も言わなかった。





(329) ある風景。 Host unknown:not found.(届かないメール) 2003-05-10

昼下がりの午後。少しだけ開けた窓から入る風が白いレースのカーテンをスローモーションの様に揺らしている。
白い光りの中で化粧に余念がないキミを、少し離れた場所からぼんやりと煙草を吸いながら眺める僕。
長過ぎる睫毛にマスカラを塗っている。
鏡へ向かっていたはずの君の視線が一瞬、僕の方へ移れば何故かあわててしまうのだった。

マニキュアは僕のお気に入りの、赤に少しだけショッキング・ピンクを混ぜたカラーリングだ。
キミは指先に少しだけ息を拭きかけ、そのまま僕のブルーのGパンの上に置く。
コントラストが美しい。乾くまで動けないよ。




(328) 君の瞳は一万ボルト。 Host unknown:not found.(届かないメール) 2003-05-09
ず〜っと何年か前の五月に君は僕と結婚したんだね。
これからの人生を賭けるべき人間として僕を選んでくれたのは僕にとっては大きな誇りにしている。僕らはいつも仲良し。

ある時、「ママはお前達よりパパの方が大事なんだからね」って言った時は
子供達の目が点になっていたね。
そこまで言わなくてもいいよって感じたくらいだけど、君を幸せにしなくては、とも思った。
今思い出すと君の作戦勝ちさ。

付けまつげと、よく間違えられた大きな瞳がパソコンの横から僕を見ている。
若干のワルさをした後は少し睨んでいる様に見えるけど、
ジーっと見つめ返していると微笑んでいる様にも見える。不思議だな。





(327) 名車の予感。 2003-05-08
AWD/2号車の入手である。にぶい光りはオトナの選択シルバー・メタ。
全長22センチのダイキャスト・モデルのNAロードスターである。価格\2900なり。

ミニチュアとは言え、このフォルムは素晴らしく精密に再現されている。
見なれた本物のシルエットに対して全く文句の付けようの無い縮小サイズだ。

エンジン・ルームを開けてみれば細かなアッパー・マウントまでも再現し、
インテリアのメータースケールと指針の表示など驚くべき仕上りである。
トランクにはきちんとスペアタイヤもカバー付きの質感の細かな配慮である。

この制作に関してMAZDAから図面データの協力があったのではなかろうかと思うほどフォルムは美しい。
真上から斜め上からと通常、実車では見る事が不可能な角度で観察してみる。やはり、美しい。 くどいが美しい。

後続類似車が足元にも及ばない驚愕の生産台数とほぼ同数のオーナーが世界中に存在する理由を、 改めてナットク





(326) アラウンド・ザ・コーナー。 2003-05-07

4速、3速、2速と電光石火のWでのシフトダウンがキマった。跳ね上るタコメーターの指針。
後輪のグリップを感じながら、クリック・ポイントをかすめつつ気合の加速へ踏み込み、
アクセル・ワークでいつものコーナーを完璧にすり抜けた。かなりの横G荷重をシートがホールドする。 ♪E。E。気持ち,E。

横目で視線をナビ・シートに落とした。がび〜ん!!
助手席ベルトロックに差しこんでいたコーヒーの缶がシートの上でひっくり反っているようっ。
しかもどくどく、と流れ落ちる下にはケータイが。・・・・・・。
ホワイト・ボディがコーヒー色に変身してるう!。

きれいに拭き取り、テストをするも通信不能状態なのだ。
そのままDoCoMoショップに直行。新機種への変更で通信が修復した。
それにしても最近の機種はよく解りません。何だか知らないがブルー・ボディという理由で選んでみた。
通話が出来ればそれで良いのだが説明書の厚さを見ただけでうんざりする。

娘の帰宅を待ち、設定をお願いした次第であるが彼女のメール打ちの早技は尊敬に価値するものだ。
私はコレでメールをぜんぜん打てないのだな。




(325) 揺れる心。 2003-05-06

久しぶりに見た息子は私のDNAなのか、バイクを卒業しロードスターへの乗り換えを目論んでいる様だ。
クルマを所有するならロードスター以外の選択肢は不可という私の強制的命令があった。
実は、だいぶ以前に彼へのNB入手のプロセスが進み、実現直前で保留した事がある。

一般論として母親は息子を深く愛する。息子のロードスター入手に少なからず援助をするであろう事は
妻を良く知る私には容易に推測可能なのだ。
妻亡き現在、私は彼女の遺志を継承せねばならない責任を感じた。
欲しい物は苦労してこそ入手の価値と喜びが大きいと言う教訓以上に、見えない妻を喜ばせたかった。

商談が進行した時点で異変が起きる。
ハッキリ言えばNBの新車は私が乗りたいと明確に感じた。
お前が古い方に乗れ。という宣告は
すでにイメージを膨らませていた彼には納得するのは無理であったのは当然である。

妻を喜ばせたい気持と父親としてのスタンスは何処へ?
私は単なるNBロードスター非常に乗りたい人間、に急きょ変貌したのであった。

























(324) こんな夜に発車できないなんて。 2003-05-05

1枚目のCDのトップはバラードでもなく、ブルースでもなく、
早弾きギターでもないコレにするのだ。
そう、RCサクセションの名曲"♪雨あがりの夜空に"。

コレしか無いのだ。ビートの効いたリズムにエキサイトせずにはいられなかった、
あの素晴らしい歌詞を紹介しよう。今の若者達は絶対に知らないだろうな。

♪この雨にやられて エンジンいかれちまった
俺らのポンコツとうとうつぶれちまった
どうしたんだ Hey Hey Baby
バッテリーはビンビンだぜ いつもの様にキメて ブッ飛ばそうぜ

♪そりゃあひどい乗り方した事もあった
だけどそんな時にもおまえはシッカリ
どうしたんだ Hey Hey Baby
機嫌直してくれよ いつもの様にキメて ブッ飛ばそうぜ

♪Oh どうぞ勝手に降ってくれ ポシャる迄
Woo......いつまで続くのか見せてもらうさ
こんな夜に おまえに乗れないなんて
こんな夜に 発車できないなんて

♪こんな事いつまでも長くは続かない
いい加減明日の事考えた方がいい
どうしたんだ Hey Hey Baby
おまえまで そんな事言うの いつもの様にキメて ブッ飛ばそうぜ

♪Oh雨あがりの夜空に輝く
Woo........雲の切れ間にちりばめたダイアモンド
こんな夜に おまえに乗れないなんて
こんな夜に 発車できないなんて

♪おまえに付いてるラジオ感度最高
すぐにイイ音させてどこまでも飛んでく
どうしたんだ Hey Hey Baby
バッテリーはビンビンだぜ いつもの様にキメて ブッ飛ばそうぜ

♪Oh雨あがりの夜空に流れる
Woo........ジンライムのようなお月様
こんな夜に おまえに乗れないなんて
こんな夜に 発車できないなんて

♪こんな夜に おまえに乗れないなんて
こんな夜に ハッシャできないなんて





(323) どーもすみません。 2003-05-04

看板があると思ってたので.....。AWDに来られるオーナーに良く言われる。
前を行ったり来たりのロードスターが多いので目印として置いてあるAWD号のリヤガラスにコレを貼りました。
多少、目立ち過ぎの感もありますが、これならすぐに分かって頂けると思います。


当方の地区の昼間は営業(セールス)マンが良く来る。
家の補修とかで作業服を着込み、巧妙なトークで時間をつぶされるのがイヤなので、失礼ながらサッサとご帰還願う。

先日もお馴染みの作業服でやってきた、その彼はドアを開けて
"先ほど電話した者ですが”

何?新しいトークだな。"電話なんか聞いてないよ?”と、私もやや冷たい対応になった。
"あのう、先ほどNBのリングの件で......”

げげげ!。そう言えばさっき「先日メーターを付けてもらった。リングを追加したいのでこれから行く」と電話を受けたが
まさか作業服を着た目の前にいるこちらのヒトが?。

私はお会いした方の顔を覚えられないという特殊能力作業服
そして肩ごしに見えたフツーのクルマという情報の合致が大きなカン違い。

恥かちーのだ。仕事中の合間を縫ってわざわざAWDに寄って頂いたオーナーであった。
大変な失礼を致しました。どーもすみません。




(322) 淋しさの中の微笑み。 2003-05-03

いつもひっそりとしている霊園もさすがに連休ともなればお参りする家族で、やや華やかだ。
駐車場へ戻ろうとする私の少し前を歩いていた若い女性とその父親だろうか。AWD号の前で立ち止まった女性。
"わあ〜素敵なクルマ!”と言いながらオープンの車内を身をまげて観察し始めた。
メーターあたりを指差し、父親に何かを言っている様だ。

私はAWD号に乗りこむ機を逸し、何故かそのまま通り過ぎなければならなかった。
彼女が腕組みをしつつAWD号の廻りを何度か歩いた後に、遠ざかったのを確認して私はドアを開けた。
HTの再装着を考えていた私は、もうしばらくはオープンであるべき義務感が湧いてきた自分の単純さに思わず苦笑いだ。

帰り際、出口のベンチに座る彼女と視線が合う。
AWD号の中から、思わず手を上げて挨拶をする私に、間髪を入れず、
小さく手を振って応えてくれた笑顔が印象的だった。




(321) ドリームス・カム・トウルー。 2003-05-02

某RSショップwebに、NAにNB/10thブルー幌を装着の印象的な画像があった。
最近なぜかブルーがアキずに好きな私は、
AWD号の傷を付けられた幌交換にNB/10thブルー幌を検討中である。

装着中のタンカラーも気に入ってはいるのだが、明るい色は手入れを怠ると汚れが目立ち、洗車が好きではない私には不向きだ。
とは言っても10thモデル自体が超限定版のため、実物を見るのは難しいのだが、何とか見てみたいと 強く思っていた。


今日、AWDにメーター交換に来訪されたカップルのお二人が、その画像のオーナーご自身であったのには驚いた。
交換後10日程しか経過していないそれは、ブルーのボディカラーとの見事なマッチングで美しい。
この組合わせはさすがにまだ少ないどころか数えるほどだろう。

チョイスしたブルーメーターVersion SA6Bの装着後は最高のNA・ロードスターに変身した。
明日から連休を利用して蓼科高原へおでかけとの事。ぜひ楽しい想い出を。



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