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(390) ミッドナイト・オープン。 2003-07-15

真冬のオープン走行は人が思うほど寒くはないのがオーナーとしての実感だが、逆に真夏は正直、キビシイのだ。
しかし夏の夜のオープン走行は至福の時なのは誰も否定しないだろう。
都市の光害から脱け出し、海岸あるいは高原の星々を天空に仰げば最高なのだ。

Ver.BlueStarの続編:Version StarDust(NB),を制作中。
スケールを内側に配して放射状の文字を外側に、油圧メーターから回転計に流星を表示させたグラフィック。
常用指針優先の端正な水平指針。カミング・スーン!。



(389)人間減衰調節。 2003-07-14

入手可能な中で最高の柔かバネに、車高調と20段減衰調節にPCV機構の付いたオーリンズのダンパーの組合せ。
現装着バネの内径サイズと差があるので若干の細工が必要にはなるが、コレで行こうと決めた。
もちろん最悪状態なら元のF5,R4に戻せるし、アラゴスタ用の3kg程度のバネを流用するテもあるのだ。
10kg/f以上のバネを装着するRSオーナーもいる中で、まあ、こんなセッティングをするRS乗りは恐らく世界にも類を見ないだろうね。

乗り心地を最適にするには、RSの場合、ホイール・ベースやトレッド、バネ上重量やダンパーのストローク・サイズなど
無理なのは理解してはいるものの、トライする理由はただひとつ。何処へ行くのにもRSに乗っていたいからなのだ。
目的に応じて複数のクルマを使用するのは私の性格からして好まない。(買う経済力がないだけとも言う)。

先日交換したサスには文句の付け様が無いほどなのだが、より、乗り心地だけを考慮すれば、
快適な純正シートに戻し、タイヤさえもレグノに再装着するのも効果があるのだろうが、
不思議にtypeFのシートはお気に入りだし、RE-01も変更する気は全く無いトコロが私のおかしいところなのだろう。

走行中、前方に少しの悪路でも発見すると無意識に体が身構える。人間減衰調節か?コレがイヤなのだ。
身も心もリラックスしてRSを楽しみたい。別の言い方をすればジジイだという事なんだけどね。




(388) NB ルート134。 2003-07-13

ブラウンとアイボリーのコンビは不思議な雰囲気を醸し出す。
回転計のレッド・ゾーン頂点表示は、おのずと4時指針の過激な位置にもかかわらず、速度計の常用100km/h頂点表示が、
メイン・メーターのシンメトリーと合致し、意外にも落ち着いたアダルトな感を与える。

ひとたびエンジンが咆哮すればタコ・メーターの指針は思わぬ方向から跳ね上り、高回転でのパワーバンドを保持しやすく、
12時までOKのパターン角度の認識を、戦闘中であっても瞬時にスロットルを調節可能。
常にブン廻す事をしなくてもスポーツ・カーを操作するイメージと楽しさは大いに広がるものだ。

最近は時代の流れか、デジタル数字の表示が多い。
数値そのものを知る事より、指針角度パターンの視認性が人間の感性と比較認識からみて最適と確信する。
せめてL.W.S.であるロードスターだけは。





(387) 幌を外そうか。 2003-07-12

DHTの快適さに、最近とんと幌を広げた事がない。それなら幌を外してしまおうというアイデアである。
私の顔がオープンにそぐわないのは理解してはいるものの、他の理由として

@幌を広げるならDHTが遥かに快適。(後方視界、高速走行、CD、微振動や剛性など)
A室内が全く汚れないし、顔も黒くならない。
Bエアロ・ボードも外しスッキリとシンプルになり若干の軽量化。走りに集中出来る。
C防犯上、夜間も安心して寝られる。
Dいずれは青い幌(NB10th)に交換予定。
E近日中にバネ・レートを下げるのでバネ上重量を軽く出来る。
Fいつでも元通りには復帰が可能

かと言って溶接する訳でもないし、無理に外す事も可能なんだよね。幌なしのオープンも良いかもしれない。
でも雨が降ってきたら大急ぎで帰らなくてはならないね。一応トランクに傘の常備が必要か。



(386)サービスの謎。 2003-07-11

だいぶ前、男二人に絡まれた事があった。その場は収まったのだが相手は気が済まなかったのだろう、カー・ディーラーに急いでいた私を追ってきた。
広いショー・ルームの中でそれは始まった。ケンカの鉄則。相手が多い場合は一番強そうなヤツから...。
物凄い勢いで殴りかかってきた相手のパンチをかわし、必殺のクロス・カウンターが決まってしまった。

打つべし、打つべし、打つべし。予想通りもう一人はあっけに取られて茫然。
しばらくしてパトカーが来てこのエライ騒ぎは静まる。
事情聴取で彼らがあの***組の人間と知る。

必然的に彼らはワルモンで私がイイモンとの解釈か、KO寸前状態に対し私の被害ゼロにも関わらず、お咎めナシとなった。
しかし素手で頭部を殴るのは石を殴るのと同じ。後日、私の左手親指のツメは紫色に変色後、剥がれた。
彼の顔は青タンどころかお岩さんの様に腫れ上がったのではないだろうか。

当然、今私はケンカはしない。何故なら今そんな事をすれば、ホネがポキポキ折れるだろう。
先日、AWD号牽引代の支払いをと、あのトヨタ・ディーラーに行ったのだが”サービスですから”と固く固持された。
他社のクルマなのにいつも良くしてくれるのを不思議に思っていたが、あの騒ぎを憶えていて、アブナイやつ、とカン違いしているのではなかろうか。

私の様にこんな優しい人間はめったにいないんだよ。



(385)固けりゃ良いってモノじゃ...。 2003-07-10

やってます。テストは高速ゾーンへ。通常、低速時の運動性能を保持したままの設定では高速域の乗り心地は悪化する。
オーリンズ曰く、この部分の快適さと追従性を特許出願中のメカニズムで実現した。
PCVのもたらす運動性能はドライバーの技量の如何にかかわらず、予想を遥かに上回るでしょう。
と力説している。

「技量の如何にかかわらず....」の部分が若干カチンと来るものの、現実は素直に認めよう。
確かに高速域では今日、某所でAWD号での、最速”***km/h”を出したが、
そのパフォーマンスは従来装着品とは全く別物で素晴らしいと断言出きる。

さて最高速や限界コーナリングうんぬんは全く興味は無い。あくまでNAロードスターで日常超快適仕様を狙いとする。
最初の手段としてバネの低レートだが、スポーツ・サス製品群において、 私の様な特異な要求をする需要が無いのはトーゼンで、
バネ径や自由長など合致する部品捜しが第一歩となる。アジャストのための若干のワンオフ製品の制作やスタビの工夫も覚悟の上なのだ。

もうボチボチAWD号をいじるのは止めておこうと思いつつ、められない、まらない。
まして通常のRS乗りから見れば「異常」的要望なのだ。
今回サスの相談に乗って頂いた葉山のN社長曰く、「乗り心地はクラウン。ハンドリングは ロータス・セブン」プロジェクトと命名された。
う〜ん。キビシイお言葉。しかし無謀とも言える私の希望。何と言おうと自分流に育てるのがロードスターの醍醐味なのだ。



(384) 太けりゃ良いってモノじゃ...。 2003-07-10

以前ダウン・バネから柔らかいバネへの交換時にあまりのロールを防止するために装着した、見るからに太い強化スタビ。
効果は絶大で、そのシャープなノーズの入り方とクイックなハンドリング。
しかし今回のサス交換時に入念なチェックの結果、ボディ側の小さな亀裂を発見。

物理の法則は正確に働くのだ。高いグリップと低レートのバネ。
コーヒーの缶がひっくり返るほど気合を入れた高速コーナーで強化スタビ君は相当な力で踏ん張っていてくれたに違いない。
が、慣性と遠心力のエネルギーは自然消滅などしないのだ。
完璧な溶接で補修はしたものの、考えさせられたものだ。

巷の雑誌等では純正のソレは細くてしょぼい、などと単純に言うが、それなりの深〜い訳があるのだ。
当時の剛性解析技術、クルマの運動性能と味付けなどなど。
AWD号もサイド部材の溶接、センター部のウレタン注入、デフ・トラクション強化鋼材、
一時はサイドバーにロール・バーと固めた時期があったが、ボディ本体の細部にかかるプレッシャーも考慮の必要がある。
長く乗り続けるために。



(383)減衰調節(2)。 2003-07-08

やってます。テストはMaxソフトへ。当然ながら乗り心地はすこぶるソフト。 通常のRSドライバーが乗れば驚きの部類になるのだろう。
しかし交換直前のAWD号の純正バネはF2.8弱、R1.7弱程度の驚異的な柔らかさであったため、比較印象は大きな変化なし。
方向的には装着前の仕様も正解だったと言えるのだろう。

将来は軸重量や、プリロードとレバー比を考慮しつつ最適なバネ係数を探り当て、最高の乗り心地にしたいものだ。
なにせ私の場合は超快適にロードスターを楽しく乗りたい、 にプラスしてなおかつ時々気合も入れたい、などという
勝手な要望を何とか克服したいのだ。う〜ん、ロードスターって楽ちいど。



(382) 限定車/ビンテージのカタチ。 2003-07-08

数少ない限定車が不思議と続けて来訪される事がある。
VR-Limited。そのロードスターはメーター・フードやセンター・コンソールにも
皮のタン・カラーをセンス良く装備済。

チョイスしたルート134の装着後、シートに身を沈めれば
見事な程のビンテージの世界に浸れる。

まさに一流ホテルのロビーに横付けしても違和感どころか、
絵になりそうな佇まいを連想させるものだ。
しっとりとしたモディファイの見本とも言える見事な一台だ。





(381) 減衰調節。 2003-07-07

以前の装着ダンパーより、今回のサスは減衰調節が圧倒的に便利。
装着後、ほぼ300kmを走破したので多少いじってみよう。

まず前後共に20段のMaxハードへ。相当厳しいと予想したものの、以外とマイルドな印象。
フロント・ライトの光線軸が忙しく上下するのが確認できるが全く不快感は皆無。
速度を上げてもその印象は変わらない。ふむふむ、コレがPCVの効果なのかな。コレも面白いのだ。

乗り心地優先で選んだ製品ではあるが、もし、サーキット走行のチャンスがあった場合はコレで決まりだな。
固めに減衰調節をすると、なぜか無意識の内に気合の入った走行になってしまい、思わずハッとしてしまう事がある。
一体、ワタシはいくつなのだろう。
♪星に願いを。
今日は七夕。やさしく切ないメロディが時報に合わせて流れる。
この素敵な日はいつから始まったのだろう。
クリスマスやバレンタイン・デーには狂った様に展開する商戦も、なぜか七夕にはおとなしいね。
それで良いのだ。叶えて欲しい私の願い。


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