●ステッピング(パルス)モーター指針の特徴と振る舞いを知る。
各メーター共、AからBまでの広範囲プラスゾーンが稼動範囲です。 途中、各30度程度の角度で軽いクリック感があります。 これがステッピング(パルス)モーターの正常かつ、大きな特徴です。 健全な作業の場合では芯は機器側に残り、針だけポロリと取れますが しかし、ごくまれに針が芯ごと抜けるケースがあり 指針動作が挙動不審になる場合があります。 以下に、それを修復するための方法を記しています。 |
もし、芯も一緒に抜けた場合。
この状態は機器の故障等ではなく、慌てる必要はありません、修復が可能です。 実は、針に差込まれている芯は直接駆動されているのではなく 芯の下部を検証すると直径5mmほどの小さなギヤに刺さっています。 その隣にあるほぼ同サイズのギヤが駆動ギヤになっており、 芯が抜けると、今まで刺さっていたその残されたギヤの居場所が不安定になり 駆動ギヤとのスムースに噛み合っていない状態になっているだけの 単純な状況です。 |
修復の手順。その@
まず、一緒に抜けてしまった芯と指針を分離します。 プライヤで芯を掴み、指針を持って引き抜きます。 |
修復の手順。そのA
先に芯だけを機器に差し込みます。 この場合は先の細いラジオ・ペンチが良いでしょう。 奥に押し込みつつ、右に半周ほど廻します。 この作業はギヤの適度な噛みあわせ状態に戻すためです。 その後、針を仮装着して"独特の振る舞い"をするか、軽く廻してみます。 復帰しない場合は何度か同じ事を試して下さい。 |
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