●リング制作こぼれ話 |
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最高の技術で感性に応える。
陽光を受ける時刻と、クルマの角度が微妙に一致した瞬間、 そこに出現する不思議な反射。 例えそれが信号停車の一瞬であっても、あるいはドライブ中であったとしても それを、美しいと感じるか、単なる反射と思うか それはロードスター・オーナーの印象も多種多様。 走行性能には全く関与しない(インテリア)製品にも拘わらず、 あえて、それらに出費しようと考えるオーナーの感性へは 最高の技術で応えるべき、と思います。 その姿勢を保持する事が、手間のかかる"アルミ削り出し"の手法を採用する AWD-Design,ポリシーです。 |
●光は正直です。
アルミ削り出し製品を制作しているのはAWDだけではありません。 工作機械があれば制作可能な意外と単純な形状です。 同じ光源条件で他社製品(左)と、AWD-針CAPを置いてみましょう。 同じ技法ですがしかし、表面のスピンドル処理精度と、 ダイヤカット加工の光学反射はまさに正直な事実を見せます。 某製品が技量の限界なのか、あるいは仕上がりを価格相応に抑えたのかは、 もちろん知る由もありません、 ネガティブな感想を言うつもりは毛頭ないし、 好みの問題と選択権はオーナーが決める事です。 |
●匠の技
AWD-リング制作を委託している職人さんは、 カメラのレンズリングやオーディオのボリューム-ノブなどの試作品を メーカーから依頼を受けている、その業界では知られた"匠"です。 その技によるハンドメイクは制作の最終プロセスまで及び 量産機械による部分は全く存在せず、 当然ながら大量生産による価格縮小も不可能となります。 よってAWD-リング群は高価(笑)とも言われている由縁ですが、 他製品に見られるベンチリングなど、量産単価が数十円のプレスものが、 数千円で販売されている事の方が、遥かに驚愕の高価格だと思いますが..............。 |