バルブ色による照明カラーリングを比較検証する。(●参考.......夜間照明について

製作者として、また何よりもRSオーナーとしてのスタンスからも
メーター表示をより深く楽しみたい要求から検証。

装着作業時間は薄暮(トワイライト)の時間を選んだ。周囲の光量がやや残り、あえて照明の光量差が明確に現れる。
デジタルカメラの性質上、肉眼での視認に比較して光量のムラが若干増幅されるが、
実際には夜間になれば照明もハッキリとし、掲載画像以上に視認性が上がると思われる。



通常AWD製品に交換の場合は、オレンジ色のバルブカバーに交換してアンバー(赤に近いオレンジ)発色を提唱している。
これで充分なのだが、緑発色を希望する場合はカバーにより光量が落ちるため、赤発色以外は強く奨めていない。
今回の交換製品バルブはカーショップ等で入手可能なモノで、バルブに直接、色が塗装されており
透過性はかなり保持されているため光量落ちは少ない。

イエロー。アンバー。グリーン。ブルーの4色を入手して比較してみた。(カラーバルブ:12V-5W。光量アップタイプ。カーショップ等で入手可能)
●ブルー・バルブ(12V5W)

好みにもよりますがブルーの場合は
まさに青く発色し、蒼い星のイメージが強くなります。

色相は強い印象ですが輝度はホワイトに比較するとやや落ちます。

Version StarDust(NA)

●ホワイト・バルブ(12V5W)

クリアの場合はホワイトと呼ばれる製品が該当します。
バルブの色は殆どブルーに塗装されて見えますが
点灯時は非常に薄いブルーの発色になり、白に近いブルーになります。

現実的な夜空の星に近い印象で、光量の損失が殆ど無く明確に見えます。

Version StarDust(NA)

イエローバルブ
イエローというよりクリアに近い発色で
スポーツカーの雰囲気はアンバーには数歩譲る気がする。

光量は棲ざましく夕暮れ時にも関わらず表示部分の視認性は全く問題がないくらいである。 イエローゾーンの黄色部分は殆ど白く見える。
とにかく明るくしたいという希望のみの場合は奨められる。

アンバーバルブ
私自身の好みもあり、初めての交換時は純正の緑発色とのイメージからは衝撃的な雰囲気の変わり様だったが、
やはりカラーリングそのものの調和が良い。適度な緊張感と視認性はロードスターに最適と感じる。
なおこのバルブは光量をアップさせている製品でもある。

グリーンバルブ
緑発色にこだわるオーナーからAWD製品に可能かどうかの質問を頂くが
このバルブ製品の場合は予想以上の光量が保持されてはいるが
アンバーとの比較では雰囲気の面で1歩譲らなくてはならないだろう。

追加メーターとの調和でどうしても、という場合には納得できるレベルか。

ブルーバルブ
アンバー発色に見慣れているとややもするとネガティブな印象は否めないが
若干、不思議なカラーリングとも言える。

色相の関係からか、この時間帯での視認性はやや落ちる感あり。
VW車などがLEDのブルー発色を採用しているが
高速道路でのトンネルではやや他色より見難いかもしれない。色相の原因か。

ブルーバルブ追加情報
Version BlueStarもご覧下さい。

後記
AWD製品にて発色を変更可能なメーターはブラック、ブルー、ダークブルー色のメーターで発色部分が白文字の表示に限定されます。
ホワイトメーターは発色部分が赤く印刷されていますので発色光源はアンバーのみとなります。

○使用製品:Version VTG-NA