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スポーツ・シート(MAZDA SPEED typeF)とど〜だsetの干渉検証
AWD号の場合はど〜だバーとど〜だロールバーが装着済である。特にど〜だロールバーは NB用ガラス幌対応のためNB用の製品である。ガラスをたたんだ際にガラスとの干渉を逃がすため 縦方向の2本のバーがNA用より立ち気味でシートに近い設定になっているのでシートスライド量の制約量が多い。 ど〜だset装着時にど〜だ自動車の石井社長からはスポーツ・シートの場合はリクライニング調節部が 干渉するのでプラスティックのカバーは外し、調節はドライヤなどで廻して調節後、 固定状態にしておく方法であれば対応可能と聞いていた。 結論はその必要はなくそのまま装着が可能であった。

●ど〜だロールバーとのクリアランス

ヘッドレスト部分とロールバー外側との干渉は全くなし。シートを可能な限り後に ずらした場合はロールバー外側バー部分の内側に触るが干渉とは言えず接触程度である。 このスポーツ・シート(MAZDA SPEED typeF)はあのNB:NR-Aレーシングオプションとして 又、MAZDA SPEEDの最新カタログでもRX-7(FD)を含むマツダ他車のオプション製品の指定製品と なっており、ど〜だロールバーはあのM2versionとサイズがほぼ同じなのが共用ルーツとして ジャストサイズの大きな理由かもしれない。

ベルトはショルダーサポート部分の表側に出しておくと収納はスムーズに作動可能である。 裏側に見えない様に隠す事も可能。ど〜だロールバー装着によるシート・スライド量減は約3cm程度。 シート腰後部分がロールバー下部に接触する前にヘッドレスト部分の干渉が先になると思う。 押し付け覚悟であと1.5cmぐらいは可能か。ちなみに、もしNA用ど〜だロールバーの場合なら多少多くなると思われる。

●ど〜だバーとのクリアランス

装着前に一番気になっていたのがリクライニング調節であった。 このtypeFのシートは無段階のダイヤル回転式である。動作は全く問題なしで当然、座ったままでも 調節可能であった。大腿部サポート部分がバーに触るがこれも接触程度でシートを変形させる要素は ない。

基本的に交換前のNA純正シートとほぼ変わらずにポジションは保持されたと感じる。 座面はカタログデータによると10mm低くなる数値が表記されているが実際はそれ以上に 感じる事ができる。シートスライドが若干欲しいところは本音ではあるがシートの後への 押し付けは製品が新品のためやや躊躇しているところ。ヒル・&トウの動作でもう少し ヒザを伸ばしたい。しかし雰囲気の変化は劇的なものでオープンカーオーナーは外見にも 責任を待たねばならない部分も果たした感あり。これで長距離走破をすれば適度なホールドによる 疲労減少になれば言う事なし。

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