...New NC-RoadSter in Tokyo Kokugikan(2005-08-25)
東京の国技館が選ばれたのは、日本を代表する"美とスポーツカー"を強調しての事か。駐車場から会場までスタッフの細やかな案内が続く。
入り口にはRX-8を含むマツダの製品が並び、エントランスには歴代のNA、NB,がセッティングされて雰囲気を盛り上げるのだ。
国技館の中に入ったのは生まれて初めてだが、完璧なるショーアップのためのステージと照明。あの相撲中継のイメージは全く無い。
すでにプレス関係の人々で席は埋まり始めており、期待感が高まっていく。
いよいよその瞬間がやって来た。音響が響く中、人馬一体の文字の向こうから真っ赤な(3rdGen.限定車)NCが現れる。
お約束の強烈なスモーク(度肝を抜かれてシャッタ押し忘れ)の中から貴島氏の運転、となりはマツダ・CEOが乗ってらっしゃるのだ。
猛烈なるフラッシュの雨あられ。何故か、私でさえ感激する一瞬なのだ。
CEOの笑顔は"スタッフの諸君、よくやった"というところか。
この絵がそのまま世界へ発信されるのだろう。
テレビCFも紹介された。かっこええで〜。
あれで毎日プッシュされる誘惑に勝てるのだろうか。
会場の両サイドに全色が並べられていた。こないだの野外の軽井沢と違って、屋内は照明効果も相まって発色がとびきり美しい。
何れを選んでも後悔はしない落ち着いたカラーリング。車高も純正の割には高すぎず適度なる範囲。
ディテールを観察。なかなか良く出来ています。タンカラーはだいぶ赤っぽい感じ。ブラックも精悍なスポーツカーのイメージだ。
ライト周りは意外なる彫の深さは立体的。空気抵抗を考慮させた最近の"のっぺり型"より、はるかに好印象。
あれこれ言われているフロントマスクはMSから、かなり個人的には好みの"オプションエアロ"が出ていた。私ならそれを装着かな。
さてメーターも見てみよう。照明光の具合で青く見えるが、RX-8の様にブルーにはならない。
意匠的には相当、気合を入れたとみえ、別コーナーにメーターASSYだけ飾ってあった。
それを考えるとNAを造った頃はメーターまでにも、デザインに気を使う状況では無かったのかしらん。
NCのメーターパネルそのものは平面だから印刷は可能の様だが。
新しい幌はロールバー対応が気になっていたがパーティ・レース車両を見て納得。
4点式は無理だがフロント側で支えるタイプ。もちろん幌も完璧に収納可能になっています。なるほど。
ロードスターといえばマツダの顔と言っても良いのだろうね。広島からはエライ人の殆どが出席されたらしい。
私も個人的にこんな特別なるイベントを目撃できてとても良かったです。
聞いていた通り、NA,NB,NC,どれが一番では無く、それぞれそのクルマにしか無い、大きな良さがある。
誕生した時代や背景や社会環境すら違う。でも3車とも"間違いなく楽しい"のは事実である。
おまけ:
ずいぶん熱心に観察しとりますな〜..................。
●スペシャル・サンクス。Nogami Project