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AWDメーターは機械は触らず加工しない表示パネルのみの交換方式です。針を抜いてメーター装着後、
アイドリング状態にて再度、同じ指針(角度)に針を差します。従ってメーターを外す前に必ず
アイドリング状態の指針位置をメモしておいて下さい。
必要な道具:プラス&マイナスドライバ。針ストッパの接着剤。バルブを赤く
塗るためのタミヤのクリヤレッド(X-27,\180)
フード下にあるビス(矢印2ケ所)を外し
左右のフォグ、アンテナのカプラーを外しメーターベゼルを分離します。
4隅のネジを外しメーターASSYを取り外します。ステアリングは外す必要はありません。
メーターケースの周囲にあるフックを外し透明アクリルカバーとメーターカバーを分離します。
(1) 純正メーターパネルを取り外す。
針の抜き取りはこのような道具があれば簡単ですが小さいフォークでも代用できます。
真上に引き抜きます。メーターパネルは純正は両面接着テープで貼ってあります。全て
剥がします。粘着はかなり弱いです。
(2) AWDメーターパネルの取付とセッティング。
必読針の取り外しと差込みのコツ
速度計と回転計に付属の針ストッパーを接着します。針の差しこみは速度計以外は
メーターケースを車体に装着後、アイドリング時の指針数値に合わせますので
ここでは差しません。速度計のみ初期値マーキング位置(印刷済みの黄色矢印部分)
に合わせて軽く差した後プラス側に軽く回して押し込みます。
(3)照明バルブをペイントして赤発色にする。
AWDメーターは赤発色の設定です。裏側の照明バルブを外し純正バルブに被せてあるブルーの
キャップを外してペイント(タミヤのX-27がお奨め)します。
(4) メーターASSYの取付と指針位置の調整。
充分な暖気運転後アイドリング状態の指針に針を差します。浅めに差して何度か調整します。
位置が決まったら適度な深さに差します。適度な深さとは通電後に指で針を少し動かした時に
針が元の位置に復帰したがる状態を言います。深さが適度になっている場合、針をやや上に引くと
軽くロックされる感触があります。また全力で押し込むと針の下部がパネルに接触したり
再調整時に抜きにくくなりますので注意して下さい。
この状態で試走をして速度計や回転計の動きをチェックし
問題がなければ透明アクリルカバーとメーターベゼルを再装着して完成です。