NB-Gauge全覧

●NB:メーターパネル装着方法(充分な理解により正確で確実な作業が行えます。)

装着はオーナー自身での装着が可能な作業です。
AWDメーターは表示パネルのみの交換方式で機械等には触りません。
ロードスターでのグッドなドライビングを想像しながら自分の手で装着するのは楽しい作業です。

写真で順を追った詳しい説明書も製品に同封されます。電話のサポートもOK。

取り外す前にアイドリング時の指針をメモしておく。
メーター交換後は交換前と同数値の指針が条件ですのでアイドリングが安定後、
各メーターの指針をメモします。
このデータにて針を抜いても元の状態に完全復帰が可能になります。

●当方でも装着します。 地図はこちら

●メーターASSYを外す。ステアリングは外す必要はありません。


@ステアリングコラム下のネジ3個を外し上下に分割されている上のカバー部分を外します。
Aフードの下部左右のフックを外しフードを手前に引き抜きます。
Bメーターケースのネジと裏の3個のコネクタを外すとメーターケース本体が取り外せます。



●メーター盤の交換とセットアップ。(ここから机上作業)


@純正COVERパネルのフックを外しメーターパネルを外す。
A針が固い場合はマイナスドライバを左右から差し込みビスを支点に垂直に抜くと簡単です。


●タコメーターと速度計下部の隔壁除去作業
●タコメーターと速度計の下部分に透過光を廻すための小加工

輸出仕様の矢印部分には警告灯用のボックスがあります。
パーツを共用している日本仕様車(NB1,NB2)は使用されていません。

AWD製品の殆どのデザインはこの部分上にも表示があります。
そのままで真下表示のメーターを装着すると、動作には問題ありませんが
夜間照明時、その表示部分がボックスのため陰になり暗くなります。

透過光の全域発色をさせるためにボックスのプラスチック壁の一部を削除する簡単な作業です。
走行等には影響ありません。


ニッパー等でカットするだけの作業です。
上画像の赤い点線部分(NB8Cは速度計のみ)のダミーバルブ穴スペース部分のプラスチックの壁を削除します。


●ハイ・ビームの隔壁除去。


純正の回転計のスペースの空いた部分に円筒状の隔壁の中にハイ・ビーム表示があり、中にバルブがあります。
AWDメーターのグラフィック表示の中には隔壁の円内上にスケールや数字が入りこむ場合があります。

その場合は夜間照明時に陰になり発色がかける場合がありますので、隔壁除去作業と同様方法で円筒状の上部分を3〜4mmカットします。
ハイビームの常時点灯は少ないと思われますがハイビーム表示ランプ点灯は問題なく視認可能です。
メーターの表示グラフィックで夜間時に発色が欠ける部分も陰がなくなり綺麗に修正され発色します。


●メーターパネルの取付けと針ストッパー接着。


●速度計のみ針を差す。(他の針は装着後にアイドリング中に車中にて差込む)
速度計の指針は停車時には針ストッパーにより強制的にゼロで止められており、
ストッパーがないとゼロよりマイナス側で止まります。この位置が初期値(差込み角度)になります。

AWD製品には初期値角度マークが印刷済です。作業順序として、

●速度計のマーク(初期値)に合わせて針を差込む。
●針をプラス側に廻し黒いビスを浮かし針を仮止めしゼロの位置にストッパーを接着。
●接着が固定したら黒いビスを締めると指針がゼロを指す。


●メタル・パネル(オプション)の装着。


装着方法: メーターパネルの交換時にビスで共締めします。
メタルパネルは専用グラフィック"METシリーズ"を推奨します。
メタルパネルと従来製品の組み合せについて.............。

従来製品で表示グラフィックにセンター・サークルをデザインしてあるAWDゲージは装着が可能ですが、
一部、文字等が隠れる場合があります。詳しい内容についてはご質問ください。



●参考:針のペイント (NB6C,NB8C/ATのみ)
ブラックメーターは白のままで視認性に問題はありません。しかも夜間は赤バルブカバーの交換により赤く発色します。

ホワイトメーターの場合純正の針が白だと見にくいので好みの色にペイントします。(黄色、オレンジなど)
必ず透過性のある(マーカーでも可)もので針の上面にのみ塗って下さい。
針の下面には発色を良くするための白塗装がありますので、そのままにしておきます。


●照明用バルブカバーの交換。

●メーターケース裏の青色ソケットを半回転させ外し、純正の緑カバーをオプションの赤カバーと交換します。
●オドメーター表示のバックライト照明バルブの赤ペイントでアンバー発色に変更可能です。
●なお、赤発色への変更は市販の色塗装済のバルブを入手して ●交換する方法もあります。



●指針の差し込みの数値。

●照明点灯テスト 4個のバルブが全て点灯するのを確認します。(画像はNB3)

●純正COVERパネルとアクリルカバーを装着しないままで取付けを終了したメーターASSYを
車体に再装着してアイドリング状態にして針の差込み作業をします。

●純正のメーターは安全を考慮してあるため多少のマージンを含んだ表示スケールになっています。
そのため必要以上にシビアになる必要はありません。
特に水温計は暖気後は殆どの場合で真上を指します。
油圧計はON/OFFの2値表示なのでアクセル開度に無関係です。

●タコメータ A/Cオフの場合で通常850rpm〜900rpmに合わせます。
●速度計 机上作業にて差込み済(ゼロkm/hに合っている)
●燃料計 装着前の角度と同等に合わせます。
●油圧計 装着前の角度と同等に合わせます。真中やや右程度。
●水温計 ほぼ中央でOKですが中央少し手前が精神衛生上良いと思います。


●差込のコツ
最初の位置合わせの際は浅く差します。
位置修正後に針の中心の部分がパネルに接触しない程度に奥まで差し込みます。

小メーターはメーター側の突起が針中心部裏側の溝にかかり
通電OFF時に指針が必要以上に下がらない細工があります。


●指針の微調整後パーツの再取付け。
純正COVERパネルとアクリルカバーをはめ込み完成です。


GOOD DRIVING !