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(700)♪Here there and every where。 2004-06-07

結婚前、免許さえ持っていなかった彼女(私の妻)にクルマのスペア・キーを渡した。
当時デザイン事務所に勤務していたある日、仕事を終えクルマに乗り込んだら
彼女が後席から「わっ」と私を驚かせた。 運良く他のコを連れてなくてホッとした。

独身貴族を楽しんでいたアパート時代。深夜に突然、彼女が笑顔で訪れた。
確率的危険度は非常に高かったが、 これまた運良く他のコがいなくてホッとした。

若き頃の私は"控えめに見ても"マジメ人間には映らなかったハズだ。
彼女が私を純心なまでも信頼する姿勢は "いいかげんだった"私を確かに変えていった。
私ごときを愛した彼女。私は判らんが、彼女は間違いなく天国へ行く資格を持つのだろう。

仏教に精通する霊園の人曰く、
あまり拘り過ぎるとご本人が旅立てないと言う。
私を気遣っての言葉だろうが..........。

構いません。
雨が降ろうとヤリが降ろうと私はここに来る
もしまだ近くにいるなら、姿でも見せてくれれば
私は多いに幸せなのだけど。




(699)通りすがり。 2004-06-06

取り付け直後、あまりの変わり映えにメーターの画像を撮るRSオーナー達。
こんな情景を後から眺める心地良さは制作者冥利につきるものだ。

くんくん。お、NAのVスペだワン。シブいのだワン。
しかもスポーク・ホイールを履いているのだワン。
掃除が大変そうだけどカッコ良いのだワン。


一体なにをやってるざんしょ、この人たち。
いつも同じカタチの妙なクルマが集まってるけど、暴走族でもなさそうだし.......。
そう言えばここのダンナさんも一風変わった感じの人だわさ。
眼を合さない様にさっさといきましょ。これポチ、そっちへいくんじゃありません。




(698)お金じゃ買えない信頼。 2004-06-05

完璧に修復したA/Cに満足したのも束の間、今度はクラッチが故障
油圧が効かない。もっと進行すれば、ギアも入らなくなるのではなかろうかという状態に陥った。
翌日、修理の対応を無理矢理承諾して頂いた
ノプロさんへ到着するまでの時間はさすがにヒヤヒヤもの。
レリーズシリンダのオイル漏れは部品交換して、めでたく修復された。


外された部品を観察。考えれば他の部分に比べて、おざなりにされていたこのパーツ。
走行距離を考えればよくぞここまで持ってくれていたものだ。
やはり、困った時のノプロさんなのだ。
約束の時間を半日も遅れ、遅い時間にも関らず、有難うございました。



(697)道路は続く。 2004-06-04

国道16号バイパス、左出口に並ぶ渋滞の最後尾に付く。
本線をそのまま数キロ走れば、すぐ東名横浜インターだ。それは旅への出発点。
北へ向かうか、それとも西か。未知の山陰、北陸も行ってみたい。

少し前に夕陽は山影に沈んだ。
雲がない今日は空が青色から、ぐんじょう色への素晴らしきグラデーション。
何故か心も遠くへと思いを馳せる。




(696)だからRSは素晴らしい。 2004-06-03

深夜2時過ぎ。良くある事だがFAXがコトコトと動き出す。恐らく無人の事務所と想像しての事だろう。
しかし私はいつもの事だがここにいたのです
在庫あり、と返事を書いてその時間に返送する私もどうかと思うが.........。

翌日、来訪されるとの事で電話あり。住所は大阪である。
そして彼は予告通りやってきた。まるで隣りの街から来た様に。

彼は"Version PB+Option"を装着して意気揚々と帰っていった。
若さなのか、それともロードスターが成し得る行動力なのか。
グリーンブルーメタのボディに10thの青幌がやけに美しかった。

軽井沢ミーティングに来た、ある大阪住人。
関東のBBS仲間に焚き付けられて下道野宿の覚悟で参加宣言。彼も予告通り軽井沢に現れた。
暖かく?仲間に迎えられたが、めでたく屋根の下での睡眠となったのだろうか。

関西のオーナーは行動力があるもんだ。
それにも増してロードスターを走らせる歓びが、大きな要因かもしれない。




(695).......と言えば。 2004-06-02

AWD-RS、スタビライザーを純正に戻したため乗り心地は良い。
しかしこうなるとダンパー減衰調整が難しい。やはりバネをほんの少〜し硬めにするかいな。
この数日は驚異の暑さだったが、エアコンがまたまた故障。もうこうなったら意地でも完璧に直すのだ。

エアコンと言えば、エイトのそれは流石に強烈に効きます。
なんと18℃までの温度設定が可能。
完璧な密閉感も手伝って、寒いくらいに冷えます。ヘ〜クション!

エイトと言えば、ベンチ・リングを新発売
webの告知だけにも関らず、すでに注文を頂き驚いています。
6月中旬に出るRX-8のパーツ本にも掲載予定。
軽井沢でもRSのそれはとても好評だったのだ。あれはAWDの入魂の自信作。

6月と言えば、もうすぐ"わたすのバースデイ"。
今年は免許の更新なのだ。運良くゴールド継続中。
でも、ああいう場所で撮る写真て、何故か強盗犯みたいに写るんだよね。




(694)制作者はポーズをとる、の図。 2004-06-01

お気に入りのデカい窓。初夏の緑が部屋にまで沁み込む様だ。私にとっては貴重な写真。
ぎこちないポーズを取る私。おいおい、肩にチカラが入り過ぎだぜ。


ロードスターが接点とはいえ、RSでの知り合いは、やはり廻りは圧倒的に"ヤング"が多い。
そんな若さでこんな楽しいものに遇えるなんて幸せというものです。
しかしクルマの話ならともかく、日常の会話ともなれば当然ピントもずれて追い付かず、私はすぐに周回遅れとなる。
それが何とも言えず滑稽だけど.......。 AWD RS Photo by Mr.Arakawa



(693)制作者は熱く語る、の図。 2004-05-31

新たにロードスターの雑誌が参入し、我々オーナーにとっても情報が多くなるのは嬉しい事だ。
軽井沢での取材も両者共に熱の入った質問を受けた。
となれば応える私も気合が入ってしまうというものだ。

メーター・デザインに関して聞かれれば、知らず知らず身振り手振りのアクションも加わり、
果ては聞いてもしない事まで話は続く。

おいおい、ネーム・カードがひっくり返っているよ。






(692)2004:軽井沢ミーティング。 2004-05-30

軽井沢プリンスホテル。私の日常では決してあり得ない場面の中にいる見事なるギャップを、一年に一度だけ感じる事の出来る場所なのだ。
若干の喧騒を含んだロビーは華やいだ服装の女性達や、非日常への期待が表情に出ている家族の笑顔が交差する。
そしてルームに戻りドアを閉めればあたりを包み込む静寂感。待っていたあのイメージの中に今、身をおいている。

そして、やはりこの窓の風景から始まった。

前夜の少しばかりの酔いから目覚め、ぼんやりとしたまどろみの視界の中に広がる高原特有の木々。
朝露に包まれ、しっとりとした一年前の記憶を、物の見事に裏切る、 輝きを含んだ今日の緑の光りもまた別の""を新たに刻むのだろう。
ロードスター・オーナーの熱き心が集結する軽井沢ミーティング

確かにまだ早い時間なのに、待ちきれないのだろうか、遠くからエキゾースト・ノイズが聞こえれば、
それは演奏会の前の弦合わせとプレリュード





毎年ごとに、約100台程度が加算されると言う話だが、今年はNBの圧倒的増加も印象的だった。
オープンまであと数時間もあるというのに準備中のさきから"SOLD OUT"の製品が出て多いに慌てさせる。
年輩のご夫婦に製品を渡してお礼を言えば、奥様がRSオーナーであるニコニコ顔のご主人に 「良かったわね」のやさしい言葉は私の心をも暖かくさせる。
確かにロードスターは人を幸せにするのだ。




ロードスターにイカれているひげおやじの図ってかな。
"笑顔、会える"とはまさに名言。仲間の仲間は仲間なのだ。
まるで七夕のごとき一年に一度、あるいは数年ぶりの再会も感激ものだ。
逆に心に楽しみにしていた顔を見なければ、どうしたのだろうかと心配にもなる。

待ち焦がれていたものでさえ、時間の流れはいとも簡単に、過去に変えてしまう。
それはあのグルノーブル冬季オリンピック映画"白い恋人たち"。
観客の帰った直後の白い景色に流れる、あの美しいメロディが重なるシーンをも連想させる、祭りの後か。

ロードスターのみ整列を許された場所は、いつしか無機質なコンクリートが露出し、
遠慮無く入りこむトラックとテントを解体する無表情な作業員。
ぼんやりと眺めればコレもイベントの隠しスパイスなのだ。

AWDテントに寄って頂いたオーナーの皆さん、有難うございました
これからも楽しい製品をどんどん作ります。これからもよろしくお願い致します。
そして協力して頂いたスタッフの方々。ご苦労さまでした




おまけ。

問答無用で手伝いをさせている"まいどーたー"。
前日のショッピング・モールへの出動要請には、しぶしぶ了承せねばならなかった。
オンナの買物は男から見れば決断力に欠けると思うぞ。
あれこれ取り替えひっかえ着替えて、なお迷うのは理解に苦しむのだ。

支払いの時になって、お店の女性スタッフが会計を"迷わず私に請求した"のには参りました。
いわゆる"パパ"と見たか?
もちろん正真正銘のパパには違いないのだが..........。






(691)泥沼落下に注意。 2004-05-27

軽井沢まではそこそこの距離がある。何としてもこのスタビ交換だけは間に合せねばならなかった。
あと数日に迫ったが、ぎりぎりでセーフというところなのだ。ふう.......。

それにしても社外スタビ(赤色)の太さは純正品と比較すれば一目瞭然。
かみそりハンドリングもなるほどと思うが、
快適を目標にしていたヤワンヤワンのAWD号のサスにはチョイ、不適切だった。

ロールはダンパーの減衰調節で少しは調節出来るだろう。
あとはバネレートを若干UPさせるのもテである。やはりアシ廻りは難しいぞ。



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