各製品の装着方法
●NC/針の差込のコツ................................ 針をどのように差すかを理解しておくと正確で確実な作業が行えます。(秘伝:くるくる・舞いの海......●無断転載禁止
●指針の初期値を知る(重要)。

メーターASSYを外した(通電OFF状態)時の指針位置の事です。
作業終了後も、机上にてこの角度に指針を合わせます。

@タコメーター、速度計はぴったりゼロに合っています。
A小メーターはゼロ指針より、数ミリ程度、マイナス側になっています。

各指針の動きを知る。(タコメーターを例にとります)
各指針を抜く方法は。
交換作業終了後の針の差し込み。(初期値への調整)
指針のペイント。



ステッピング・(パルス)モーター独特の各指針の動きと"振る舞い"を知る(タコメーターを例にとります)。

各メーター共、AからBまでの広範囲プラスゾーンが稼動範囲です。
途中30度程度の角度で軽いクリック感がありますが、 これはステッピング・(パルス)モーターの正常かつ、大きな特徴です。
B点から奥には回りません。(廻さないで下さい)


各指針を安全に抜く方法は。

上に引いて芯を残して針だけ抜きますが、乱暴に抜くと芯も抜ける可能性がありその場合は修復に手間がかかる場合があり→
AWD式:修復の方法
ここでは上に引かずに、マイナス側に空回転させ、徐々に緩くしてから抜く方法を説明します。(NA・NB,は芯が抜ける事は絶対にありません)
芯にネジは切ってありませんが、芯にショックを与えにくい安全な方法です。

@初期値からマイナスの"C"の方向(反時計廻り:緑色矢印。注意:水温計のみ時計廻り)に廻します。
A最初は固いので中心部分を持ち優しく廻す。(針の損傷に注意)
B徐々に緩くなるのでその後は指だけでも軽く回ります。(20回転以上必要の場合もあります)


交換作業終了後の針の差し込み。(初期値への調整)

@初期値よりわざと若干プラス側に軽く差し込む。
A針を抜く時と同じ要領で指針を初期値に(やや無理に)向けて合わす。
Bもし行き過ぎた場合は一周空回りさせて再度合わす。

C全メーターの指針角度も同じ方法で初期値への調整を行います。
D差込深さが適切でストッパが効いているか確認する(小メーターB点)。
(この作業は水温計のみ初期値方向へ廻す方向が時計廻りなので注意)


指針のペイント。

ホワイトメーターの場合針が白だと見にくいので、好みの色にペイントする必要があります。一般的に赤、黄色、オレンジなど。
針の上面に塗ります。針の下面ペイントされている白色は本来の発色を拡散させるためですので、剥がさない。
針が透過して夜間発色する方式の場合は透過性のあるもの。水生・油性サインペンなどがお勧め。



不明な点はこちらへ.........................045-508-9175:AWD
●作業における針の損傷及び、メーター機器の故障、不具合発生については当方では責任を負いかねません。ご了承をお願い致します。
●メーターASSYの取り外しはこちらを参照してください。
NCメーター取付説明


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