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(190) 天空に竜はいたのか?Yes! 2002-08-17

ゴロゴロドッカーンなどではない。切り裂く様なパシーン!とデカい音が響いた。家の中でそれは聞こえた。
充分近いなと思っていた数分後、消防車が数台けたたましいサイレンを鳴らし近所で止まった気配に
私はデジカメを持って飛び出した。すぐ後の公園隅の樹木に落雷したらしい。木の頂上付近はまだ炎が上がっている。

近所のギャラリーも集まり出し、騒然とした雰囲気に包まれたが被害が無かった事が幸いであった。
私がいいかげんな事を書くのでドラゴン様がお怒りになったのかと思いつつ、腰を必要以上に落として家に避難した。

それにしても車への落雷は安全が実証されてはいるが幌のRSはどうなのだろうか?。
ましてオープン時の場合はなおさら不安である。




(189) レーシング・マインド:その2。 2002-08-17

富士・スピードウェイでノガミ・プロジェクトが制作協力したレーシング・カーが完走した。
私自身が現場に行けず観戦できなかったのが非常に残念だが、
全身カーボンむき出しの真っ黒なボディが疾走する姿を見たかったものだ。
1000km耐久レースゆえに参加車輛は100台を超したそうで、その中でのファーステスト・ラップを叩き出したらしい。

鈴鹿の8耐もそうだが、そこには完全にビジネスを超越したエネルギーが飛び交いマシンを仕上げる。
完走後のドライバーを含めたチームスタッフの満足感は画面からも充分に伝わってくるものだ。
今回も美酒を味わったのだろうか。




(188) エアクリくん。 2002-08-16

AWD号(NA)のエアクリ君はかなり狭い場所にあるのだ。
クリアランスが殆どない隣にスーパー・チャージャーの本体が迫り、
おまけに先日装着したファン自動SWがやや気合を入れた走りをすると、
より早く効きだし、下部分から相当な熱風にさらされている。

計器及びフィール的には何の問題もないのだが
この時期は過酷な条件下と言わねばならず、吸気温度の必要以上の上昇は
性能的にもロスがあるだろう。何とか工夫をしたいところだ。

ところでNBの場合はナントこの場所の真下に穴が空いているのだ。
NB1はヘッドライトのASSYの陰になっているがNB2はモロに使える。
F・バンパーのフォグ用ダミーホールとフレキシブル・パイプを連結させればサイズも合いそうだ。
NAはリトラがあり不可能だが
AWD号のタイヤハウスの裏側に穴を空けたい私には羨ましいNBだな。





(187) 天空に竜はいたのか?。 2002-08-15

科学の先駆者達がまだ活躍不可能な時代は、確かにあの恐ろしい天空からの雷鳴と閃光は そう想像せずにはいられなかっただろう。
研究と知識の蓄積は少しづつ自然現象をも解明して行く。
お盆のこの時期、昔ながらの風習と理解していても行事が行われていく。
数年も前になるだろうか、人間の死について妻と話した事があった。
結論は「無の世界」である。

そこには時間の経過も無く、縦横の空間の概念もない。
精神が宿る肉体が消滅した以上、エネルギーの吸収と変換は不可能だし
現世の人々とのいかなる接触も同様...。などと無責任な答えを出した記憶がある。

しかし現実には必ず毎日、妻の墓に行く私は、まだ未科学の部分があるのではないかと信じ、
そしていつかは何処かで必ず妻に逢えるのではないかとの想いが人生の励みにもなる。





(186) レーシング・マインド。 2002-08-10

少し前からノガミ・プロジェクトのガレージにある謎のクルマが姿を現してきた。
今月中旬に富士・スピードウェイで行われる1000km耐久レースにエントリーする、まぎれもないレーシング・カーだ。
最初にフレームだけ見たときはフォミュラ・カーと思っていたが、フルカウルのすごいマシンである。
ボディは当然ながら完全なワンメイクのオールカーボン製。
特に空力的には最先端のデザインを応用しているとの事で仮装着の様相は、モンローでさえ敵ではない官能的。

コックピットに潜らせてもらった。これであのストレートを200kmを超す高速で走る事を想像すると 恐怖感が湧いてくる。
細かい配線を含めメカニカルなモディファイはレーサーとしても多くの実績を持ち、当日はステアリングをも握るN社長のキャリアの発揮のしどころか。




(185) レッド・メーター。 2002-08-09

赤色を使ったメーターパネルの制作依頼は時折頂くのだが、その度にお断りしてきた。
他でそれを見た事があるのだが、その品位のない雰囲気に赤での制作だけはやめようと思っていた。
最近、赤内装のR-Limitedの来訪が何度かあり、
漠然と赤と思っていたそのカラーリングをジックリと見てみると
真っ赤には程遠いがやや暗い感じの黒が入った赤で過刺激な雰囲気は全くなく、
面積比を考慮した絶妙な赤である。う〜む。マツダの設計陣はさすがだ。

という訳でそのイメージをシルク印刷で出すのは苦労したが何とか製品となったのだ。
やはり赤色とスポーツカーは無条件でマッチする。
赤いシート装着のAWD号にもドンピシャなのだがエレガントに変身させたく
タンカラー計画を実行中なのだ。

オイル・クーラー装着後、エア抜き用のフロントグリルをも思案中で
何となくスパルタンな雰囲気が強くなってしまい、私の頭は混乱している。






(184) 「どーじゃア〜!!!」その3。 2002-08-06

B型リップ・スポイラーをオイルクーラーのガード用に装着してみる事にした。
この製品の扱いショップは多いのだが「ジョイ・ファースト」さんに在庫ありというので
即、第三京浜を飛ばし、またまた無理やり装着依頼。
コレ良いです。パイプの下部を4cmほど下まわり見た目も安心感がある。
これで直接こする事はないだろう。

新規にガードパネルの制作アイデアがあったのだが面倒つ〜か、この暑さではやる気にならない。
労力を考えるとまさしく大正解であった。
AWD号が到着してオイルクーラーを見るなり伊佐治さん「なんだコレ。箱スカみたい」と。ムフフフ。分かるヒトは分かる。

しかしそれにしてもこの数日はこのオイルクーラーのためにロクに仕事が進んどらんぞ。





(183) 「どーじゃア〜!!!」その2。 2002-08-05

バンパー右裏部分に取付けられたオイル・フィルターとサーモシステム、
この美しい配管が泥で汚れる前にと、いつものトヨタに行き記念撮影をした。
さすがに一流ディーラーともなると夏休み直前のため工場内はあふれるばかりの整備中の車輛だな。

たかが写真を撮るためだけにリフトを空けてAWD号を上げてもらうのは申し訳ないのだが
「いつかはセルシオを買うからね。」などと実現不可能な私の言葉に
担当営業マンの笑顔は何を意味するのか?

ところでこのオイル・クーラーの位置はチョッと危ないね。
パイプがバンパー下部と同じ高さである。ヒットして破損でもしたらオイルが噴き出すぞ。
う〜む。何とか工夫せねばならない。





(182) 「どーじゃア〜!!!」。 2002-08-03

オイルクーラー装着が完了した。クルマ止めや縁石にヒットしたら危ない位置なのだが 誰が何と言おうと、
どうしてもこのポジションは譲れない私自身のこだわりなのだ。
あの懐かし過ぎるGT-Rの大きさにはやや遠いがコレで良いのだ。
今までのパーツ装着は機能や効果を充分検討したモノが殆どだがコレは完全にカッコ優先。

とは言え、ラジエターの水温を考慮しフォグランプは一応、取り外したので
追加メーターでの指針は問題なく安定している。
オイルクーラーは特等席なので冬にはオーバークールの心配もあるが
サーモ付きなので様子を見てみたい。
このカオで前車に迫っていったらオモシロいだろーな。などと想像する私のトシは一体いくつなのだろうか。





(181) スポーツカーを運転する事はスポーツなのだ。 2002-07-31

高速道路を疾走するなら風も心地よいのだが、通常道路でのオープンはこの真夏の日中、 正直言ってキビシいものがある。
強烈な日差しは容赦無く降りかかり、たまらずドリンクを飲めば汗はしたたり落ち、
Tシャツまでしみてくる中でシフトチェンジを繰り返す。
この状況を”スポーツやってる状態”といわずに何と言うのか。

EDで行動すれば完全クローズでの清涼感と、静粛性にATのイージードライブが可能なのは解っており、
今日のこの暑さではEDで、と決めて駐車場にいくのだが、RSのこの運転席を横目で見ると
自然にAWD号のドアにキーを差し込んでしまうのは悲しい性(さが)なのか。

用事を済ませて帰宅、そのまま速攻でシャワーを浴びた後は
誰もいないのを幸いに、素っ裸そのままで仕事をする。
汗が引いてから洗いざらしの新しいTシャツはサラリとかぶれる。

これぞまさしくスポーツなのだ。



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