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(220) RSの勝ち。 2002-10-23

普段はめったに寄らないトヨタのNetzディーラーに用事があって行った。
会話の最後にここでの扱い車でもあるMR-Sの話題になった。相手は私がRSで来たとは知らない。
MR-Sの発売当初はそれなりに出たそうなのだが最近は、トンと売れていない事をしきりにぼやく。

実際には見に来たり、試乗するお客もあるそうなのだが
ロードスターを検討中の場合が多く、そして結果は(当然のことながら)ロードスターに流れて行くのだそうだ。
さすがの巨人トヨタもRSのこだわりの深い伝統と世界も認める作りの良さには完全敗北なのか?

「ふ〜ん。そうなんですか」。などと笑いを抑えつつも私としては若干、気分がよろしくなってしまうのだ。
帰り際にRSを見つけた彼は「あ〜!。何ですかコレは」。と予想通りのセリフ。

「チョッとボンネット開けて見せてください。」「何もやっていないよ私はジジイだからね。」
エンジンルームに張り巡らされたブルー・パイピングに驚いた様子。
S/Cには気付かない様だ。私も言わない。

しばしのアイドリング後、下流式のサウンドをメ一杯、炸裂させて、驚嘆する彼をミラーで見つつ後にした超単純な私だった。





(219) 気が付いたら。 2002-10-20

ずいぶんと変わったものだ。自分の車歴を振り返ると初代キャロルに始まり、
初代カローラ、初代スカイラインGTB、トライアンフTR4、コロナハードトップ(RT-90)、
初代セリカGT、初代アコード、カペラ、ラルゴ、初代エスティマ、トウデイ、ワゴンR、ED、他、途中思い出せない。

短期間のクルマもあった。しかし現在のRSほどアレコレいじったクルマはないだろう。
1ヶ月以上待ったドアトリムは助手席側の同じモノが2個入っていた?。 だから運転席側はまだ黒いのだ。




(218) マインド。 2002-10-19

オープンで走行していると必ずしも良い目で見られるとは限らないもので、
すれ違いざまに真っ黒な排気ガスを浴びせたり、先行車が無用のウィンド・ウォッシャー液を出したりと、嫌がらせと思われる場合がある。

今日は追越車線をかなりの速度で走り、明らかに抜かせまいというクルマがあった。残念ながら私のRSはチョッと違うのだよ。
左車線に瞬時にアキが出たところでWで落とし一気に抜きつつ、真横で下流式の最大限のサウンドを7500rpmで炸裂させて前に出た。
今まで聞いた事がないでしょうねこの音は。見る間にミラーに小さくなった馬力だけのAT車クン。

ところで今日改めて気付いたのだが私のS/Cは4800rpm辺りからが最高のグッドなサウンドである。
ジェット機の様なカン高い金属音がマフラーでなくボンネットの熱排気用の穴から発生する。
高速のトンネルならまだしも、深夜の無人のオフィスビルの谷間を走行中にこだまする 自分のクルマの音に一人で赤面してしまうのだ。




(217) 希望ばかりが先行。 2002-10-18

クルマの全塗装も作業によってはピンキリの様だ。
仕上げレベルを高めるにはフロント・ガラスを外しドアのモール類等は外してから再装着不可能な部品は新品装着となる。
下地処理から含めるとそれなりの価格となる。貧民階級の私にとっては単なる気分一心を超える数字の様な気がして来る。
それ以上に作業日数が約30日というのも決断を鈍らせるモノである。
決めたら1日でも早く、という私のこらえが効かない性格からしてかなりオーバーする日数だ。

ほぼ同じ金額でコレが買える。ROLANDOのレコーディング・マシンである。
私は高中正義のサウンドを好む。ずーっと下のページに書いた憶えがあるのだが、
彼の音はすぐ解る。チョーキングをむやみに引っ張らずに必ず止める。
コレが簡単な様で難しくそして好きなのだ。

まだPCが今ほど普及していなかったころ
音源やMIDI編集が可能なヤマハのオールインワンのシンセに彼の音を分解し、
打ち込みに熱中していた時期があった。

3行ほどしか表示されないLEDのマドで苦労したが、
彼のギターの後ろにかすかに聞こえるストリングスの音源を探り当てたり、
ドラムのオカズを作ったりと、耳からの解析は1曲まとめるのに数ヶ月はかかったものだ。

あれから10数年たち、デジタル機器は当時は夢の様であったマシンが出現している。
コレを使いこなせる知識もギターテクもないのは当然だがイジッてみたいな〜。





(216) 装着は簡単ですが。 2002-10-16

取付説明をよく読まずに、すぐ作業してしまうタイプの人がいる。私もそうなのだ。
現在使用しているデジカメなどは殆どカンで使っているが、説明書をジックリと読んだらスゴい仕組みに改めて驚いたものだ。

昨日はNBオーナーが自身で装着したAWDメーターの速度がおかしいと当方に来られた。
想像通り説明書にある針の差し方を全く読んでいなかったらしい。「うれしくて一刻も早く付けたかったもんで」。

近日中に車検との事なので当方で修正した後、念のため行きつけのトヨタに押しかけ、車検用測定機で計測。
法的基準は実速度40km/hに対してマイナス方向(31.0km)からプラス方向(44.4km)までが許容指針範囲である。
結果、デジタル表示とは、僅か0.4km/hのみの誤差であった。

「ウチのクルマより正確ですね」とメカニックの言葉に私も満足。取説は隅々まで目を通して作業しましょう。





(215) AWD号のペイント。 2002-10-15

またまた気分転換病になったらしい。AWD号のブラックも気に入っているのだが、
若い頃に追突されて大事故をくらった事がある私としては、どうせなら明るいカラーリングをと考えている。
Vspのブリティッシュなグリーンは捨てがたいのだが
赤シートにグリーンの組合せは個人的にはイマイチな気がする。
私のトシとダイナミックに老けた顔を考慮するとシルバーメタあたりがシブそうだ。
しかし何となくおとなしい。そこでツートーンを描いてみた。

描いているうちにカラーの選定がだんだんハデになってきて私の顔とは反比例状態であるぞ。
内装のタンのドアトリムがまだ仕上がって来ない。
やはりNAの部品はやがて製造が困難になるのだろうか。室内が落ち付いてから再度検討してみよう。




(214) ロースドターの美しさ。 2002-10-06

RSの後発車であるホンダのS2000や最近見かけなくなった?トヨタのMR-S。
共にRS同様のオープン・カーであるが私個人的にはRSに圧倒的な美しさを感じてしまう。
オーナーの親バカと言ってしまえばそれまでだがその大きな原因は三角窓の有無が大きな原因ではなかろうか。

ベンチレーション・システムの効率化により実質的な存在理由は別にしてもオープン・カーにとってはスタイリングに大きく寄与すると思う。
第2は昔ふうに言えばコーク・ボトムラインのドライバー部分のくびれであろうか。
クルマのデザインはトレンドがあり特に日本車は敏感に反応してポリシーをも殆ど無視して変化する中においてこのラインはセクシーでもある。

RSはよくロータス・エランのスタイリングに例えられる様だが私はそれよりシェルビー・コブラを強く彷彿させるのだ。
この官能的なコーク・ボトムラインをサイズの短いRSで見事に表現したデザインは客観的に見ても 見事と言う他はないと思う。





(213) 英国のRoadSter。 2002-10-03

英国に渡ったRoadSter。MX-5,miataではない。イギリス在住の日本人、Y氏の所有RSである。
日本からわざわざ持ち込んだRSは現地でのマイル表示には不便であり、現地にてAWDwebを発見し
マイル表示を追加した表示グラフィックのVersion VTGをオーダーして頂いた。

装着後の画像はまさしく私が制作時にイメージしたものが現実となった絵の様だ。
Y氏宅の隣にあるという牧場には馬が草を食み遠くには廃車となったのか、錆付いたトラックが見える。
タンカラーとグリーンボディの「VSpe.」の背景としてはこれ以上はない最高の場面だ。

それにしても何故「VSpe.」のカラーリングには憧れるのだろうか。AWD号もいつかはこうしたい。




(212) タイフーン恐ろしや。 2002-10-02

戦後最大の台風などと聞いていたので、AWD号のボンネットに空けた熱気排出穴を完璧に塞いだりと、 私も少しは緊張したのだ。
今日の天気ニュースを見ると横浜地方の真上を通過した様に見える。
昨晩はさすがに強烈な風と雨だったが移動が早かったらしく、 深夜には過ぎ去り、物の見事に静かになってしまった。

ある地方では鉄塔が倒れる騒ぎをニュースで知り、驚いたが我が家では幸い何の被害もなく、ひと安心だった。
いつもは自転車なみの速度と聞くが今回は一時、移動速度がなんと85km/hとあった。
移動そのもので、もの凄い風となったはずだ。S/Cの下流式でも装着してきたのか。





(211) 私の好み。 2002-09-29

最近、私の好みの指針位置がコレである。シートに座りメーターを見ると、う〜む。 カッコ良いではありませんか。と、自画自賛状態に陥ってしまうのだ。
通常の一般道路では前後に車輛も走行しており、流れにそっていれば殆ど速度計には 注意しないが、
高速道路においては、たまに年甲斐もなく、下流式のサウンドを轟かせつつ、それなりの気合が入った走りになってしまう事があるのだが、
その際に瞬時にメーターに視線を落とすと非常に具合がよろしいのである。
メイン・メーターが共に指針角度がちょうど真上手前ぐらいで確認しやすいのだ。

「美しさの中には真実があり真実の中には正しさがある」と誰かが言ったそうだがまさしくその通りだと、RSを走らす楽しさが増幅される。
と、言う訳で気が付くと最近は同様の製品が若干増えてしまった。

そんな中イギリスのMR2オーナークラブからこの指針位置でMR2のメーター制作依頼が来た。
しかしRSの様に丸型メーターだからこそ、可能なのであって、MR2の様に「D」型のメーター は不可能なのである。

しかしながら、メールの書き出しに”Gentleman!”とあったのはさすが英国だな。



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