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(270) 大音響の警告サイレン。 2003-02-04

誤動作で2回ほど鳴らせてしまった。駐車場に面した家は何事か?と一斉に窓を開ける。
ご近所には了承してもらい「聞こえたら、すぐ電話しますよ」と言って頂いたのだが実は仕事中の私のトコロまで充分過ぎるほど聞こえるのだ。
う〜む。コレはスゴい効果であるぞ。とは言っても何回も誤動作ではオオカミ少年になってしまうのだ。
そこで殆ど機能を知らずに装着した警報機を数日かけて念入りに調べ、EDと共に最適な感度に調節した。

自宅前では試験動作は音がスゴい。不可能なので購入したカー・ショップにて仕上げた。
それまでは誤動作の凄さに驚き、設定解除にしてあったのだが今晩からは安心というもの。
以前は飛行機の微振動でも警告音を発する事があった。
やや離れた住宅内でAWD号でWクラッチで回転を上げた際、どこからか同じ音が聞こえたのには苦笑いである。




(269) 美しきロードスター。 2003-02-01

最近、当方に来られるオーナーでNBがかなり増えた印象がある。
その殆どは感心するべき美しさを保持し外装、内装、共に品格のあるモディファイを施してある場合が多い様だ。
通常AWD号で見慣れたNAのインテリアだが、NBのそれは質感とデザインの素晴らしさに、改めてしばし見入ってしまう。

今日、かなり遠方から来られたNBはWebTuneオーダーによる極めて美しきロードスターだった。
納車後まだ1ヶ月ほどで走行距離も千km程度で真新しく、グレースグリーンマイカのボディにVS,combinationBのベージュ内装と
同色のクロス・トップ。しかもNR-A仕様の剛性を加えたRSU用サス+ホイールである。

通常のディーラー入手後の変更であったらば相当の出費が必要であろう。
WebTuneならではのチョイスではあるがNAからの乗り換えと言う事でさすがツボを知り尽くしたオトナの仕上がりだった。
NAのAWD号を楽しむのはまだしばらくは続きそうだがその後に更なる大きな楽しみが待っていると思うと嬉しい事である。





(268) 「う〜む!!!」。 2003-01-31

HTの装着は私にとって確かに乗り心地の良い方向になった。
AWD号に乗るたびに”う〜む”と一人で唸ってしまうのだがボチボチ観念して車高調の導入を考えている。
若いオーナーと違い、私は乗り心地を優先させるため通常、スポーツ走行側に振ってある製品群にはイマイチ決断出来ないでいた。
そのため今までチョコチョコと小細工は試してきたのだが
冷静に考えるとそれなりの製品が買える数字を遥かに超えている。
それはそれで快適な方向には、なっているのだが、ここにきて具体的な製品にターゲットを絞ったのだ。

現状で約25mmほどのダウンを35mm程度にもしたい。となると
あの箱スカをイメージして装着した大満足100%のオイル・クーラーの移設とBリップとパフォマンス・バーも外さねばならない。
全くポリシーのない私はここでまた”う〜む”と唸る。

貼ったり剥がしたり、あるいは付けたり外したりと、
ロードスターの楽しみ方だけは、ようやく半人前ぐらいに成長したというべきか。




(267) 時たま仕事もしています。 2003-01-30

修復のため、アチコチに出没しつつも何とかAWD号はまともな姿にもどりつつあるのだが
本来それより重要であるべきWORKも(時たま)やっているのだ。
私は弾けもしないのにブルースが好きである。中でも今は亡きブルース・ギタリストのStevie Ray Vaughanの"♪TEXAS FLOOD"はシビれます。
普通CDの中に真のお気に入りは2,3曲なのだがコレは全曲が良い。

そしてコレを聞くのに一番フィットする素敵なメーターを制作したいと考えて出来たのがこのVersion ROUTE 66 なのである。
シンプルながらシブめの純正指針位置と濃い目のブラウンと若草をイメージしたカラーリング。
してその関連性の根拠は?。説明不可能です。

通常のメーター制作時はデザインに相当時間をかけるのだがコレは不思議に超速攻のひらめきでデザインが完成した。
自分に関わる事は万難を排しても即アクションを起こすのだな。





(266) ハード・トップの装着感想。 2003-01-29

語り尽くされたテーマではあるが私の場合はRS入手以来、「ロードスター=オープン」で通して来たが
ある意味、不本意ながらの装着なのでやや観点が違うかもしれない。
装着して約1週間を経過して長距離走行はまだ未体験だがファースト・インプレッションが新鮮なうちにメモしてみる。

●外観の印象
AWD号の場合はカラーの選択が難しく、迷ったがNB現行カラーの中からの消去法で決定した。
装着前はNB用のタンカラーの幌だったが洗車がキライだったっためか、汚れが相当あったので
装着後はハードトップだけが異様なツヤを放つがクルマ全体の質感は多いに上がった印象である。
当初は社外製品も考慮したのだが、この造りの良さと、たてつけのジャスト・フィット感は純正に勝るものはないだろうと
勝手に満足する。当然ロードスターの精悍なシルエットをスポイルする要素は全くないし、
リヤガラスの微妙な三次元的な曲面は美しいものだ。

●中からの印象
常時オープン走行をしていた時とは当然ながら全く異質の印象である。当たり前だが空が見えない。
しかし密閉感が造る安心感は若干目立ちぎみのオープンカーに注がれる視線は無く、
中華まんじゅうを口一杯にほお張っていても気にする必要もないのだ。
また幌を閉めた時に比較してハード・トップの切り込んだリヤガラスは左後方への視界は素晴らしく良好で、
高速道路流入や左車線への変更への安全性はすこぶる高いものがある。

剛性が高いMSの製品とも迷ったのだが視界に広さを優先する場合は純正スタイルがお奨めか。
蛇足ながら今の時期のオープン走行は人が思うほど辛くはないのだが
ハード・トップ装着中のヒーターの効き具合は問答無用の素晴らしさである。
コレは当然、真夏のエアコン効果も絶大だろう。

ましてこの遮断性がもたらす静粛性は下流式サウンドさえも、やや遠くへ押しやるほどで
ナビのモニターをイン・ダッシュ用にと外したCDデッキも再度、活躍して頂けるというもの。

●常用走行
剛性は全く期待はしていなかったのだが結論としてAWD号は街中では変わったと言える。
これはロードスターといえど、それぞれの剛性対策の差や装着サスにもよるだろう。
しかしフロントガラスの頂点部、クオーター部分先端、トランク上部、とそれぞれが振動し易い部分を一応はロックして連結させるため、
実際の走行時では道路の継ぎめや舗装中の小さな悪路でもバサバサ感は大幅に減少したのは事実である。

これはハード・トップの重量増加はバネ上重量増加を意味し、ある意味バネ下重量軽減の理屈になるのだろう。
従って、たたんだままの幌や不要と思われるエアロ・ボードも外すつもりは無い。

●(少しだけ)高速走行
コレはダイナミックに変わる。サーキット未走行なので高速コーナーはまだ不明だが
オープン時に比較して当たり前であるが風が入って来ない。帽子が風に飛ばされるのを気にしなくて良い。
相当な速度でも強烈な風の流入遮断と静粛性が安心感を妙に増幅させ、気合を入れた速度突入まで簡単に到達する(かもしれない)。
これは私自身の年齢を考慮すると潜在的な疲労を排除するのにも多いに貢献するハズである。
遠出の際にハード・トップを外すか否かは迷うだろうが装着しての出発も可能性は大有りかもしれない。

●さて
オートサロン出品のRSクーペ等を含めたクローズド・ボディには及ばないが
それに近いフィールを持ちつつも、あの素晴らしいオープン感覚をも復活可能なハード・トップの入手は正解であったと思う。
外した後の置き場所や幌の様に即座にオープンへの変身は困難ではあるが自分のロードスターの新発見にもつながる装着だった。
現在は神経を足回りの動きに集中させている。まだこれぞ、という製品を発見できていないが
満足できる製品の装着はもっともっとロードスターを楽しく乗れると期待は膨らむのだ。





(265) 修復その4。 2003-01-28

ハード・トップのリヤガラスにフィルムを貼った。
NBガラス幌に交換時もそうであったのだがRSは低い車高のため夜間の後続車のライトは気になるところ。
中が丸見えなのも防犯上は考慮せねばならない。

この作業のためには本来、熱線の設定がない方が良いのだが現在のNB製品は全設定が熱線付きである。
私自身、フィルム貼りはエスティマ時代から何度か経験済だが、
AWDに来られたプレッソ・オーナーの仕上がりが非常に美しかったのでその業者さんを紹介してもらっての作業依頼。

特にフィルム貼りというのはほんの少しのミスでもクルマの品位にダイナミックに影響する。
僅かな料金をケチってはいけないのだ。それにしてもプロはさすがである。完璧である。感動したっ。
仕上げはハード・トップを外したのだが、やはりマニュアル通り、二人での脱着が最適と納得。




(264) 修復その3。 2003-01-27

AWD号の隣に駐車させているEDは当然、幌ではないが用心に越した事はない。AWD号と全く同機種の警報装置の装着を完了させた。
AWD号に比較すればEDは大したモディファイはしていないのだが、被害直後からはAWD号よりも何より
こちらのEDを守らねばと、EDのみ家の前に置いて監視?しておいたのだ。

理由はEDが彼女(私の妻)のクルマであったからである。
彼女の買い物から帰る毎に必ず「ステキなクルマを有難う。」のセリフは私の心を和ませたものだ。

某カー・ショップで装着後の試作動で全ての警告音(サイレン)を鳴らしてみた。
窓ガラスを少し叩いただけで即、近所中に響き渡るであろうデカイ音で反応する頼もしさは充分に感じるのだが
帰宅後は警報が解除してあってもEDに近づくだけで誤動作せぬかとドキドキしてしまう。





(263) 意外?なニュース。 2003-01-24

TBSの通常ニュース番組に突然ロードスターの話題が出たのには驚いた。
ロードスターの制作を担当した当時のMAZDAスタッフが製作秘話の本を出版し、バカ売れで
広島では本の入手が困難との事で番組ではロードスターというクルマ自体までも紹介し、
軽量化とMAZDAの高い技術性、最高のハンドリング等をNAの走行画像に合わせて説明していた。

車の雑誌等では何度も聞く表現ではあったが客観的に第三者が、しかも通常のニュース番組上で放送されると新鮮さがある。
その中に当時、並行販売中であった同じスポーツカーのRX-7とは似て非なる方向性であり、
特にパワーを持たせずに"人馬一体"感を強調させたドライブの楽しさを前面に出し、
しかもそれを量産車まで貫き通した職人魂は物の見事に全世界を驚愕させた、とコメントは結論づけた。

速さではなく操る楽しさ。期せずしてAWD号は事情によりDHT装着となったが、オープンで風を感じる今までの走りから、
これぞロードスターの真髄というものに、より深く触れる事が可能かもしれないと
改めてロードスターを所有する喜びを素直に深く感じたものだ。
何年か先、ロードスターは世界が認める名車の中に数えられる予感さえする。





(262) 修復その2。 2003-01-23

ハード・トップが入荷した。NB2のVSコンビネーションBのイメージカラーで使用されている”ガーネットレッドマイカ”である。
色の選択で最後まで”シルバー・メタ”と迷いに迷ったのだが最後には鉛筆を倒して決めたものだ。
年期の入ったNAのAWD号はココだけがNB最新パーツとなり、しかもメタリック塗装されたその夕暮れに輝く佇まいは
アンバランスのバランスとも言える。

このカラーリングは実物を見た事はなくカタログでの画像はページにより微妙に異なっておりイメージがつかみ難かったのだが、
外の明るさにより微妙に変わり、画像に、しにくい塗装である事も納得した。結論はベリグである。
雰囲気としては60年代のスポーツカーの印象も感じる。こうなると箱スカをイメージした、あのオイルクーラーも
おとなしく奥へと移動して頂かねばならない。

60年代のイメージにて、なぜかひらめく”ROUTE 66”。当時ジョージ・マハリスのボーカルで
TVドラマと共にヒットしたあのビートを効かせたリズムである。
私はB/Wの画面の中でオープンのサンダーバードをドアも開けずに飛ぶ越えて乗りこむあのスタイルには多いに感動したものだ。
RSで今の私がそれをやれば足を引っ掛けて頭から転がり落ちるのは間違いないが、
せめてメーターパネルは制作してみたいものだ。




(261) 修復その1。 2003-01-22

予期せぬ被害に遭ったAWD号。応急処置はしたものの
バンドエイドを貼った様な幌、ナビのモニタがないスタンド。引きちぎられたままのETCコード等の姿は無残である。
そのためこの数日間はAWD号の修復作業のため部品調達やナビ選定で飛びまわり、
最優先すべき本業及びメーター制作の仕事は後回し状態だ。

なかでもナビモニターのみの取寄せは価格が最新ナビさえもが購入可能範囲と言う、やや不条理な設定で納得しがたいものだが
パソコン同様、後継機種の性能アップと低価格の図式は仕方のないところなのだろうと決心し新型ナビ一式の再装着となった。
残されていたナビ本体が新型とコネクタは共通で使えるのを発見した某カー・ショップの作業店員は
「もし本体が盗られてもこの予備を使えます」と気を使った妙なセリフを頂く。

予想外の待ち時間を食らったついでに、警報装置を選定し同時装着を依頼。
どうせならと、赤外線のバリヤーで接近しただけで強烈な警告音と果てはド派手なサイレン音を発生するオプションを追加。
完成後の試験作動では近づいただけで警告音が発生し、中を覗いた姿勢では即、ものスゴイ警告音に仰天する。

もしこれで再度の被害に遭ったらならば犯人に盛大な拍手を送らねばならないだろう。



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