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(520) 我、年齢(トシ)を楽しむ。
2003-11-23 一体いつの頃からだろうか、自分自身をジジイだの、トシだのと平気で言える様になったのは。 時間の流れと共に、それは誰にも止められない。 たかだか30代で"もうオヤジだから"などのセリフは、私に言わせれば、"バカモン!"となる。 もちろん私より年上の尊敬すべき、先輩からは、私が"バカモン"と言われるべきであるのだが。 人間の寿命の中で何才(いつ)ぐらいが、最も美しく輝くのか。 仮に"若くて活動的な時"だとすれば、 それは異性を呼び寄せるための、外観的二次性徴がもたらす、生理的メカニズムに依存される単純な理由。 とっくに通り過ぎた経験を持てば、そんな期間は人生の中では一瞬に等しい年月。もちろん回帰の想いは全く無い。 久し振りに自画像を眺めれば、確かに"全く若くない"自分がいた。 外観的には多いに認めたくない風貌の中に、 進歩のない一年を反復するだけの"トシを重ねた自分がいるのか。 悲しみの体験は同等の歓びも呼ぶのだろう。 確かに男前とは無縁であっても、せめて、刻まれたシワの一本一本に深い意味がある顔になりたいものである。 |
(518) ロンリー・ジャーニー。 2003-11-21 往復520キロ。那須高原への短い旅。気が済んだ。それで良し。 |
(516) 11月の雨。
Host unknown:not found.(届かないメール)。2003-11-19 冷たい雨の降る日はいつもの道を少しばかり飛ばして行こう。 ゲートを通過すれば何故か気が休まるのだ。 寒くないだろうか、などと熱い缶コーヒーなどをそっと置いてみる。 少しの間、短か過ぎるひとり言を呟いてみてから、 君の名前が刻まれた碑にVサインなどを送って舗道を歩く。 振り返って並木の隙間に見える君に、もう一度手を振ってみれば はじける笑顔が見えた気がした。 君が望むなら、いつまでもこうしているさ。 |
(511) 指定席。
Host unknown:not found.(届かないメール)。2003-11-14 キミがこの助手席にすわったら、きっと言いそうなセリフが聞こえてきそうだ。 出会った時から、全ての思い出には必ずキミがいた。 素敵なメモリーはキミと共有してこそ価値があり、輝く記憶となる。 僕一人だけの体験が少しづつ増えていくんだね。 逢えた時には話しきれないかもしれない。 でも都合の悪い事は言わないよ〜ん。 だけどカンの鋭いキミだから全てお見通しかな? |
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