(608)想い。
2004-03-02
横柄に言えば、コレは似合うとか、カッコ良いとかの次元で装着するものでは無い。
装着するロードスター自身に意義があるのだ。
何といってもコレは私が装着したいがために制作した、勝手なる製品だが、
すでに製品の発送は賛同者がある事にうれしさを感じるものだ。
表示文字をいわゆる、零,壱,弐,参,肆,伍,陸,漆,捌,玖,拾(
参考)にすべきとのご指摘も頂いたが、
奇をてらう狙いは全く無く、ましてNAは距離計があるのでシンプルかつ、日常的な直感を考慮。能書を書けば長くなるので止めておこう。
某BBSに"RSに乗る京都の舞妓さんが三味線を助手席に乗せ、桜街道をオープンで走り去るイメージ"なる感想を拝見して、
急に京都へ行きたくなった。帰路は日本海を眺めつつ、念願の長岡に寄ってみようか。
(607)♪I WILLを口ずさんで。
2004-03-01
リズムを前面に強調した最近のラッパー達の音楽は別として、美しいメロディを持った昔のそれも良いものだ。
シャウトするビートルズもシビれたが、高音のハーモニーを効かせたポールの意外なる優しい歌声は心に響く。
もっとも、ソレを私が真似すれば台無しもいいところなのだが.....。高校生の頃はなりふり構わず歌っていたものだけれどね。
メロディを口ずさめば当時の出来事が不思議と蘇る。
葉山の森戸海岸のそばでバンドのパーティがあった。ボーカルで歌えばこんな声と顔であっても、それなりに目立つ。
視線の合った女の子を休憩時間に外に連れ出す。夜の砂浜はドラマを創る......。
悪いコトや楽しいコトは時間の感覚がなくなるのは当り前。とんでもない時間に戻ればすでに誰もいない。
"途方に暮れて"そこからタクシーのある逗子駅まで深夜の湘南を二人で歩いたっけな。
(606)クリエイターの戯言。
2004-02-29
AWD/ACパネルをソックリ真似た製品が埼玉の某店で売られていたとの情報あり。
実はこの外国製の製品を扱っている日本の某代理人から、だいぶ前にAWD/ACパネルの1セットを注文された事がある。
彼の仕事柄、ハテナ?とも思ったが多分ソレが原稿制作の基になったと推測している。
ソックリ真似た製品の存在を知った後、偶然にも某RSショップで、その彼と鉢合わせした事があった。
私は"柔らかめ"の抗議をしたが、彼曰く、制作者ではない自分には非が無い事を主張し、
居合せたショップ・オーナーも同様の意見を私に言った記憶がある。
クルマのパーツに関して、アイデアの流用には明確なラインを引くのは難しい。
同様の性能向上を目指せば結果として形状は殆ど似てくるのだろう。そんな背景からの言葉として受け取った。
しかし、グラフィック表示が含まれれば、話はチト違うのだ。
イラストのヘルメットの形状やRSのオープンシルエットはまさに"そのまんま"であっても、
やはりクリエイティブ・ワークに携わっていない人間にはただの"戯言"程度なのだろう。
新パーツに関しては多分"よくあるハナシ"なのだろう。
RSのパーツ制作は本業ではない私ごときが騒ぐべきでは無いのも理解している。まさにコレは製作者である当人だけの"戯言"。
オーナー側から見ればプロセスがどうであれ、楽しく良い物が入手できればそれで良い。
AWD号(ロードスター)の修復状況を見に行く。れれ?新品同様のアームがすでに装着されている。
ホコリにまみれていた交換用部品はキレイに洗われ、おまけにブラック塗装を施されていた。
再生パーツであり、しかも下廻り。数回の走行で汚れてしまうだろうに。
私の事を様子を頻繁にチェックしに来る、うるさいオヤジとみたか?
しかし、大事な愛車である事を理解してオーナーの心をきちんと汲む作業は感心するのだ。
メカニックの人も他の作業中であっても、詳しい状況をきちんと説明する態度は非常に好感が持てるというものだ。
あとはダンパーを一応、点検を兼ねてオーバーホールに出す。問題はTE37が今は在庫が無いらしい。
新型のTE37,CUPは14インチがまだ出ていないしね。ま、ここのところはジッと待つのみです。
(604)本気で愛しているのかい。
2004-02-27
雑誌に"世界のデワ"などと書かれて、私の顔は真っ青から真っ赤になったのは、だいぶ以前の事だ。
しかし北米の某ショップで売られているというこのイラスト3点のゲージは、驚愕の"AWDサルまねデザイン"とハッキリ言ってしまおう。
ブラックはAWDのVer.CNNか?次はVer.Sach6ときた。
右のそれはVer.PB(Power Band)以外の何物でも無い。
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無理して"超常現象的偶然"とも言えるだろうが、
デザイナーとして本音を語れば、問答無用で明白なのだ。
似ているぐらいのレベルならともかく、コレは何と言ったら良いのだろうか。
以前もドイツのクロ*ム・デザインがAWD・ACパネルの100%パクリ製品を作った。
印刷原稿である版下まで制作する私であれば言訳無用の微妙な指摘は簡単なのだ。
さて、しかし上のイラスト。
圧倒的なるヘタクソなデザイン処理は一体どうしたと言うのだろう。
文字のアン・バランスを含めた、センスを疑う不思議な仕上がり。
最終チェックでよくNGが出なかったものだ。
コレをあの美しいロードスターに装着しようというのだろうか?
ここしばらくミアータsiteの製品はもちろん、海外からのメールには
"だんまり"を決め込んできたのがよろしくなかったね。
ここはひとつ素晴らしい製品を連発して彼らを驚かせねばならない。
日本製の素晴らしいロードスターに装着すべき、素晴らしい"Made in Japan"の製品のある事を。
(左:画像はAWD製、Version PB。私のオリジナル・デザインである)
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(603)速いクルマの代表?。
2004-02-26
中央高速道路はあちこちで整備に作業が行われている様だ。
S/Aの案内板のイラストに使用されていた追越車線を走るクルマは紛れも無くNAロードスターである。
追越車線、速いクルマ、スポーツカー、ロードスター....。という図式だろうか。
車高が高いのが、やや気になったが簡単明瞭な絵でありながら、うまく特徴を捉えている。
こんな小さな事でも我々オーナーは喜んでしまうのだね。
もっとも、わざわざクルマに戻りカメラを持って
一生懸命に撮って、webにまで報告するのは私ぐらいかもしれないが......。
(602)雲古。
2004-02-25
"メルセデス"と言った方が品格を感じるものだが、一般的には"ベンツ"の方が直感的である。
あのマークには独特の威厳があり、当然彼らの製品はソレ相応の高い性能と質感をも両立させているのは万人の認めるところだろう。
もちろん一般庶民が気軽に入手可能な価格では無い事も周知の事実であり、
しかもその価格を納得させるクルマ作りのポリシーは重厚な歴史が必要だっただろう
我々がベンツに乗るオーナーを見る時は、その人の背景を想像する。
素晴らしいクルマを選択した人格と高い生活レベルの匂いを勝手に連想する。そしてそれに見合った高貴なモラルなど.....。
ところがメーカーの努力によって築き上げられたそうしたイメージを、ものの見事にブチ壊す種族も存在するのも確かである。
もしかして日本はその典型的な代表かもしれない。
"オラオラっ、どかんかいワレ〜!俺様のお通りだ〜っ!とばかり前車を蹴散らす横柄な走り。
多分クルマから出れば、吹出してしまう様なチンケなヤツなんだろうけど真っ黒フィルムで解らない。
先日、中央高速で見かけたベンツはまさにそんな走り。先行車もクモの子を散らす様に道を譲るいつもの光景だ。
いや、もしかして本当に急がねばならない状況であったのかもしれない。例えば"雲古".........。
腹の具合が悪く脂汗をたらしながら緊迫した顔で必死にS/Aを目指し、運転しているのかもしれない........。
そんなことを考えつつ、一人クルマの中で大笑いした、腹の具合がヒジョーによろしい私だった。
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(601)往復距離310km。
2004-02-24
洗濯物を庭に干した後、近くのガソリン・スタンドへ。あんちゃんsaid,"イイ天気ッスね〜"。
その単純な会話は私を家に帰らせず、そのままクルマを相模湖方面へ向かわせた。
確かに数日前の強風で空は澄み渡り、遠くの山々のシルエットさえ距離を錯覚させる。
中央フリーウェイに乗り、八ヶ岳の麓へと向かう衝動的なドライブ。
脳細胞の隅っこにひっかかっている、くだらん配線を吹き飛ばすにも丁度良い。
さすが横浜市内では非日常的なる残雪の稜線は、
なるほど信仰対象ともなるべき不思議な自然の迫力を感じるものだ。
思いついてから数時間の快適移動で、まだ冷気を感じさせる空気に触れられたのも大きな収穫。
小さな事でも思いつけば即、アクション。
そう、これが本来の私なのだ、と一人ナットクしつつも
日没前に帰宅し、洗濯物を取りこまねばならない目の前の現実に立ち向かう。
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