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(620)亜麻色の香ほり。
2004-03-14 雪柳と言う名前らしい。可憐な白い花を、突然と言っていいくらい咲かせた。 当方の入り口に植えてある。普段はなんとなく、うっとおしい葉っぱの塊なのだが、 さすが春ともなれば存在を主張する。そして当然、心も和ませるのだ。 隙間から駐車場の眺めれば、そこは春の佇まい。 日常の煩わしさの中で忘れられていても、 見事に四季のサイクルを守り通すキミは偉いのだ。 |
(617) RSの楽しさに比例します。
2004-03-11 ロードスターのパーツ雑誌が近々出版企画されるらしい。 豊富な内容にしたいので、なるべく多くの製品データを....との有難い依頼を頂いた。 全製品のファイルを出してその多さに自分が驚く。 よくまあコレだけ制作したものだ。 "半年迷ったあげく、ようやく決定しました" と冗談?を交えた注文メールを頂くが、もしかしたら事実なのかもしれない。 全てのファイルを"GNB"から"CMYK"へ 4色変換と解像度の変更作業の大変なコト。まる二日かかってしもた。 掲載時には小さい画像で、ごく部分になるのだろうが、 仮に全て掲載したら小冊子並の量になるね。 去年、クルマに無関係の雑誌が"単一車種でこの多さの種類を作る変ったヤツ" という事で取材に来られたが、ふ〜む、ナットクしました。 と、言いつつもNBに新製品の"Version JAPAN"シリーズ。 近日中に発売開始、ときたもんだ。 今回も多いに"変った仕上がり"なのです。 中には日本国旗を嫌う人もいる様だが、私は日本人。日本を大好きである。 |
(615) 二人のリング。
2004-03-09 "指輪みたいね"と奥様が言われたそうだ。 Version JAPANを含む、AWD製品のほぼフル・セットを注文して頂いた"京都"のRSオーナーが、 配達された荷物を開封してベンチリングのカットを撮影中に、添えられた優しそうな指。 一般的に、クルマのモディファイにのめり狂うオトコを、女性は理解しない場合がある。 ナンで"そんなものにお金を使うのか"と......。 独身の私ですら娘には極力、見付からない様にと、努力は怠らない。 この至福の心情を説明し、"理解して頂くのは"答えのない永遠のテーマなのだ。 しかしこの添付された画像を見れば、ご夫婦の香りさえ漂い、 なぜか暖かさと優しさを感じてしまうのだ。 "仲が良い"と一口で言えば、それまでなのだが、 これは二人の生き方、考え方が大きく影響するものなのだ。 おっとっと。ついついエラそうな事を......。 何気ない一枚の写真は充分過ぎるほど私の心を暖まらせてくれた。 これも"素晴らしいロードスター"に携わる、 製作者としての幸せな部分なのだ。 |
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(612)塗装準備。 2004-03-06 |
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