快適サスを求めて... ●装着その1 ●装着その2 ●装着その3 |
●AWD号最適車高に近づく ロードスターではないAWD他号での移動の場合、特にサスは超快適である。 長距離ドライブにも全く疲労を感じない。 しかし運転の楽しさではロードスターには全く及ばない。この言い表せない楽しさと サスの快適さが合体可能なら全ての行動をロードスターと共にしたい。と以前から考えていた。 数多くのサス製品がリリースされてはいるがSHOPで尋ねても スポーツ走行的な要素は殆ど考えずあくまで「快適」そのものにフォーカスを絞っている 私の要望には合致しにくいものであった。 |
改造:1 /純正サス Sスペシャル専用のビルシュタインのダンパーとビル対応の純正バネ。 タイヤハウスのアーチまで多分64cm位あったと思う。腰高の印象がどうしても強いが、さすがビル。高速コーナーでの安定性は感心するものがある。しかし常用道路の街中では固めの印象は強く 路面からの突き上げ感も大きかった。純正CDが音飛びをする。 |
改造:2 /ダンパー(GAB)+アイバッハのダウンサスに交換 バネの自由長が純正より25mmほど短く、車高が30mm程度ダウン。外観は当然低くなる。ダンパーは8段階減衰調整可能なためMAXソフトに設定。ビルに比較すると乗り心地は各段に向上。 この仕様で走行会も走った。 しかしアイバッハのバネだけによる車高ダウンは当然ストロークが短くなるためサイズ的に底付きは回避不可能の場合が考えられる。 |
改造:3 /noproの「ストロークUPアッパーマウント」装着 フロントのマウントホールからアッパーマウントがアタマを出す。 リヤはこの頭が干渉しタワーバーを外さねばならなかった。ダンパー上部とバンプラバーとのヒット、つまり底突きを回避するのがこの製品の狙いである。ダンパー軸はアタッチメントにより10mmほど延長されるものの軸長さの劇的変更はなく、NAのマウントに接着されているバンプラバーの形状の変化の方が効果的なのではないだろうか。バネ上部を受ける皿がNAより20mm上がるその構造上、 このパーツ装着で無条件で20mmの車高ダウンとなり、アイバッハのバネ30mmダウンとの合計で 50mmダウンは路面状況によってはボディ底面へのヒットは避けられない。 |
改造:5 /アイバッハのバネを純正バネに再交換する。 純正バネに戻したため30mmの車高再アップとなるが10mmのスペーサーを取り外したため、現状から差し引き20mm車高アップとなった。それでも純正車高からは20mm程度の車高ダウンとなる。 ボディのヒットは全くの皆無となった。が、しかし純正バネの再装着となると、底突き回避のために装着した「ストロークUPアッパーマウント」の意義が全くなくなってしまったのだ。もちろん そのままで純正バネの再装着は問題はないのだが......。 |
改造:6 /「ストロークUPアッパーマウント」を外しNBの純正形状の
「NAウレタンアッパーマウントキット」に交換 この製品は30mmのストロークアップが施されていない以外、仕様は全く同じであるため、 ダンパーを自然な状態に戻し、なおかつソフトなバネで車高も適度な20mm程度のダウンとなる。 基本的に純正と同じバランスなので当然、底付きの可能性は非常に少ない。 タイヤハウスのアーチまで約61cmほど。前後とも指2本程度。 この状態で私が乗ると体重で10mmほど沈み、見た目も適度な車高。当然あらゆる場面でボディのヒットも全くない。しかも快適さもそのまま。もし固めが必要なシーンでは減衰の調整や太めのスタビ交換で微調節可能な範囲となった。 |
感想 今回のサス設定は私が通常のオーナーとはやや異なる方向を求めたため、最適なサス製品を チョイスしての一発交換とはならず、やや変形でのプロセスとなった。 しかしコレで満足した訳ではなくより最適な方向へ進めたいものである。 追記 その後フェンダー内のツメ折を完璧に行い、万一のヒットの防止。またピロリンク仕様でスタビを太めに交換。左右のロールは大幅に減少した。 |